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ツアー・オブ・カタール中止決定
ツアー・オブ・カタール中止決定
これまで毎年行っていたツアー・オブ・カタールと、その前に行われる女子のレディース・ツアー・オブ・カタールが財政的理由で中止となった。
毎年、招待してもらっていたのだけど、今回は連絡がないし、催促しても返事がなかったので、もしかしたらと思っていたけど、やっぱりそうだった。

世界選手権を開催し、しかも次からはワールドツールレースとなる予定だった。いくらオイルマネーが豊富でも、さすがに無理があったのだろう。
シーズン最初の大きなレースだけに残念な話である。
Cycling Pictures of the Year 2016
125年!の歴史を持つイギリスのサイクリングウイークリー誌。
今年1年の主な写真です。

http://www.cyclingweekly.co.uk/news/latest-news/cycling-pictures-of-the-year-2016-304153?utm_source=Facebook&utm_medium=Social
類は友を呼ぶ
今日、クルマ関係の店に相談に行ったのだけど、そこと付き合いのある別の店のことを
「あそこは一流ですよ。僕らの仕事って、ちゃんしているところが自然と集まっていくものなんですよ」とオーナーが言った。
僕がいつも感じていることを、そのまま口にしてくれた。

僕がいるこの自転車レースの世界でも、まあ見事に「類は友を呼ぶ」が成立している。
ちゃんとしている者は周りの人にも恵まれている。
一方、こんなひどいのは…なんて見ていると、同じようなのが磁石みたいに吸いついていく。

「周りの人のおかげです」とか、「人に恵まれてました」なんて言葉は、その人がちゃんとしているからこそ、友人・知人が集まっていくのだと思う。
トルコでロシア大使が銃撃
トルコでロシア大使が銃撃されて死亡した事件、AP通信のフォトグラファーが撮った写真があまりに完璧で度肝を抜かれた。
ツール・ド・フランスのゴールエリアで最前列にいるのはほとんどが通信社。
僕を含め、フリーランスの人間は3人ほどしかいない。
その通信者の友人たちも、フェイスブックの中で絶賛する完璧な写真だった。

突然、銃による事件があったら、普通は自分の身を守るだろう。
だけどあの写真は、自らの命を考えていなかった。
自分にはとうていできない。

とっさのときにパニックになるのが普通の人間。
そこで写真を撮るのはどこかキレているか、写真の天才かのどちらかだろう。
糸魚川の大火
一日中、台風並みの強風が収まらなかった。
そして夜のニュースを見てびっくり。
糸魚川が燃えているではないか。
140軒燃え、今も鎮火しない。
消防車が10台出て消火にあたっているとニュースで言ったとき、耳を疑った。
わずか10台!
聞き間違えだと思って次のニュースを待ったが、やはり10台という。
先日、家が4軒燃えたとき、消防車が30台出たと報じられた。
きっと、道が狭いとか、水がないなどの事情があるのだろう。
燃える家を前に、消防隊員の元気のない姿が映し出された。
もう何時間も仕事していて、相当疲れているのだろう。
近くの人に避難勧告が出されたというが、我が家が燃えるのを見る心境を思うと、心が痛む。
ポディウムガール廃止
ツール・ダウンアンダーでポディウムガールが廃止されるというアナウンスがなされましたが、時代の流れからしてさもありなんという気がしてます。
廃止になってもぜんぜん困りません。
このあと、ツール・ド・フランスがどう動くかでしょう。

それよりも、ジロ・ディ・イタリアでスタートに傘を持って立つ4人。
あれこそ早くやめてほしいです。
なにが目的なのか、ぜんぜん理解できません。
混乱のイタリア
連日、ニュースで報道されている通り、イタリアのレンツィ首相の辞任が決定した。
国民の不満の一つはユーロに入っていることだという。たしかに国を超えても通貨がいっしょになって便利になったが、物価があだったことはもうガマンができないないほどだ。
ユーロ導入と同時に物価が2倍となり、ますます上がり続けている。
これはイタリアだけではなく、他の国の人たちもいう。

今、ジロ・ディ・イタリアの宿泊の予約をしているが、経費はユーロ導入前の3倍以上に膨れ上がっている。