2024-10-18
東京での写真展
東京での写真展
2024-10-02
ランカウイの厳しいステージ
ランカウイの厳しいステージ
2024-09-28
ゆいの壁
ゆいの壁
2024-09-12
砂田弓弦全国巡回写真展 @ 富山
砂田弓弦全国巡回写真展 @ 富山
2024-09-09
自転車と紅茶のおみせ ゆいの壁
自転車と紅茶のおみせ ゆいの壁
これがジロっす
新城がスタートで
「今大会3日目の晴れですよ!」とうれしそうに言っていたのに、モンテグラッパでは見事に雨。
まあ、たいして濡れなかったけど、ゆっくり目に下りて来た。
そしたら下りでニバリが抜け出してた。
ゴール10km手前でその独走を撮ろう待ったら、オートバイの後ろに付こうとしてきた。
左に寄れば左、右に寄れば右を走る。
風よけになってはいけないので、写真を撮らずにまた前に行ったのだけど、レースディレクターのアロッキオ(今年はヴェーニがティレーノ〜アドリアティコ前に持病の心臓病を発病したために、ティレーノ〜アドリアティコ以降はアロッキオがレースディレクターをやっている)に呼ばれて
「なにやってんだよ、カッツォ」と言われた。
「おれだって選手の風よけにならないように撮ってんだぜ」と言って、横にいたチポッリーニに
「俺の言っていることと、アロッキオの言っていることと、どっちが正しい?」と聞くと、当然この日本人を指差す。
それどころか、
「ニバリを引いてやれよ」とのゼスチャーまで(笑)。まあ、アロッキオも笑っている。
ところが写真の電送を終わって、プレスルームから退散しようとしているときに、プレス担当者が来て
「おまえレースでなにかしでかした?アロッキオが怒っているぜ」と言ってくるではないか!
「ああ、ニバリが俺のオートバイの後ろに付いて来ただけだよ」と言ったら、カメラマン全員がどっと笑った。
「砂田がレースをめちゃくちゃにした〜!」
「新城だったら、もっと引いただろ!」との声も(笑)。
帰り際、外でAP通信のカメラマンは
「ニバリが付いて来ただけ…。あの言葉はかっこ良かった!」とまだ笑っている。
アロッキオは数日前、レース無線で
「砂田はレースディレクターのクルマまで来なさい」と言ったらしい。
言ったらしいというのは、僕らはバールでコーヒーを飲んでいたから知らなかったのだ。
そのあと、副のレースディレクターが
「アロッキオが呼んでいたよ」というのでプロトンを追い抜いてクルマまで行ったら、あとからプレスルームで説教したいと言う。
ミラノ〜サンレモで俺とレキップが今度違反行為をやったら、レースから除外だと言った男だから、ついにけんかする日が来たかと思ったら
「かぶっているヘルメットがかっこいいから、俺と息子に用意してくれないか」だって。
みなさん、今日の第14ステージはニバリやバッソの活躍だけがあったわけではありません。
舞台裏ではこうした、血と涙のどろどろの人間模様があるわけです。
まあ、ジロは疲れるよ。楽しいけどね。
「今大会3日目の晴れですよ!」とうれしそうに言っていたのに、モンテグラッパでは見事に雨。
まあ、たいして濡れなかったけど、ゆっくり目に下りて来た。
そしたら下りでニバリが抜け出してた。
ゴール10km手前でその独走を撮ろう待ったら、オートバイの後ろに付こうとしてきた。
左に寄れば左、右に寄れば右を走る。
風よけになってはいけないので、写真を撮らずにまた前に行ったのだけど、レースディレクターのアロッキオ(今年はヴェーニがティレーノ〜アドリアティコ前に持病の心臓病を発病したために、ティレーノ〜アドリアティコ以降はアロッキオがレースディレクターをやっている)に呼ばれて
「なにやってんだよ、カッツォ」と言われた。
「おれだって選手の風よけにならないように撮ってんだぜ」と言って、横にいたチポッリーニに
「俺の言っていることと、アロッキオの言っていることと、どっちが正しい?」と聞くと、当然この日本人を指差す。
それどころか、
「ニバリを引いてやれよ」とのゼスチャーまで(笑)。まあ、アロッキオも笑っている。
ところが写真の電送を終わって、プレスルームから退散しようとしているときに、プレス担当者が来て
「おまえレースでなにかしでかした?アロッキオが怒っているぜ」と言ってくるではないか!
「ああ、ニバリが俺のオートバイの後ろに付いて来ただけだよ」と言ったら、カメラマン全員がどっと笑った。
「砂田がレースをめちゃくちゃにした〜!」
「新城だったら、もっと引いただろ!」との声も(笑)。
帰り際、外でAP通信のカメラマンは
「ニバリが付いて来ただけ…。あの言葉はかっこ良かった!」とまだ笑っている。
アロッキオは数日前、レース無線で
「砂田はレースディレクターのクルマまで来なさい」と言ったらしい。
言ったらしいというのは、僕らはバールでコーヒーを飲んでいたから知らなかったのだ。
そのあと、副のレースディレクターが
「アロッキオが呼んでいたよ」というのでプロトンを追い抜いてクルマまで行ったら、あとからプレスルームで説教したいと言う。
ミラノ〜サンレモで俺とレキップが今度違反行為をやったら、レースから除外だと言った男だから、ついにけんかする日が来たかと思ったら
「かぶっているヘルメットがかっこいいから、俺と息子に用意してくれないか」だって。
みなさん、今日の第14ステージはニバリやバッソの活躍だけがあったわけではありません。
舞台裏ではこうした、血と涙のどろどろの人間模様があるわけです。
まあ、ジロは疲れるよ。楽しいけどね。