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やっぱりイタリアってすごい!
昨日、ジロ・デル・ピエモンテを国営テレビのスポーツチャンネルで見終わったら、ラジオコルサ(大会関係者が走りながら聞くレース無線の意味)というテレビ番組が始まった。
プロから中学生くらいのレース、女子のレースを網羅していて、ジロを2度制したパオロ・サヴォルデッリが解説する。

おまけに、プロ選手の移籍情報コーナーもあって、カンチェッラーラが弁護士を立ててレディオシャックからサクソに移籍を企てている(あれっ、リースのところではもう走らないと飛び出したのでは?)とのニュースまでやっている。
ファルネーゼに移ってキッキのアシストをするのではと、ランプレの監督の一人から聞いたペタッキは残留らしいが、その監督連中はほぼすべて入れ替えとか。マジかよ!
1時間くらいやっていいたけど、その面白いこと!こんなのがあるなんて全然知らなかった。

今、イタリアの自転車はすごく低迷していて、グランツールではニバリだけ。クラシックはガスパロットのアムステル・ゴールドレースだけ。選手がまったくいないのだ。
世界選の結果を見れば一目瞭然である

しかし、こうしたテレビ番組が国営放送にあること自体、さすがである。イタリアの自転車競技の奥深さ、底力を思い知らされた。

明日、伝統のジロ・ディ・ロンバルディーア(今年で106回目。ちなみにジャパンカップは今年で21回目のようです)があるが、今日は受付とカメラマン会議でベルガモまで行ってくる。
明日のレース、そして明後日のジロ2013のプレゼンテーションには、イタリア自転車界の重鎮たちがずらりと顔を揃えるだろう。
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