2024-11-20
イタリアは名将マルティネッリが立候補
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2024-11-17
セルジュ・パウェルスがベルギー・ナショナルチーム監督に
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2024-10-18
東京での写真展
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2024-10-02
ランカウイの厳しいステージ
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2024-09-28
ゆいの壁
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バルタリのドラマ放映
昨夜、バルタリのドラマの前編が国営テレビRAI1で放映された。9時からの予定だったので、ビデオをセットして準備していたのに、クイズ番組が長引いてなかなか始まらない。結局9時20分ごろから始まった。イタリアのテレビはいつもこんな感じだ。
最初はサンレモでのデビューからだった。逃げているときに、ガゼッタのクルマが近づいて、「君の名前はバルターリか、バルタリか?」とジャーナリストが聞き、そのうちに他の選手に追いつかれるという有名な話がそのままだった。
名も無い新人にサンレモを勝たせるわけにはいかなかったのだ。
僕はこの辺のストーリーをこれまで何度も本で読んで知っていたけど、ドラマとはいえ、テレビで見ると感慨深いものがある。
「ああ、そうそう」「あっ、これ本で読んだ」という感じで、どんどんはまっていく。
イタリアの国営放送は当然コマーシャルも入っているのだけど(NHKがコマーシャルを流さず、それで経営がどんどん難しくなっていくのは、なんか時代遅れのアマチュアリズムを見ている思い)、クルマメーカーのスコーダがレースをモチーフにしたコマーシャルをやっていて、最後にツール・ド・フランス、それにランプレやミルラムのオフィシャルスポンサーになっているというロゴも映し出される。驚いた。
しかし、バルタリの兄弟もレース中に事故死したのは知らなかった。コッピと共通点があるんだなあ。
そのコッピは、最初バルタリのアシストだったけど、バルタリが落車している間、ジロで優勝してしまう。これはあまりに有名な話。
ドラマではそれまでコッピはバルタリに敬語を使っていたが、ジロで優勝してから友人間の言葉遣いとなる。だけどバルタリは監督のパヴェージに敬語を使っていた。
イタリアの歴史的なマッサージ師のステッファーノに聞いたんだけど、彼が小僧のときは、大選手のマーニにいつも敬語を使っていたと聞いたことがある。やっぱり本当だったんだなあ。今のレースでは考えられない。
アクセル・メルクスがポルティで走っていたとき、監督に向かって「スィニョール・スタンガ」と敬語で呼びかけたのを聞いたけど、あれはお父さんの教育だったのか…。
バルタリは良家の娘と結婚したが、式当日に義理の兄弟に召集令状が届く。バルタリは、正義感を持ってドイツ軍に陰で抵抗していく。ここでドラマは終わった。今夜続編がある。
ぼくはバルタリが生きていたとき、2度ばかり話をしたことがある。それはまた今度書こう。
最初はサンレモでのデビューからだった。逃げているときに、ガゼッタのクルマが近づいて、「君の名前はバルターリか、バルタリか?」とジャーナリストが聞き、そのうちに他の選手に追いつかれるという有名な話がそのままだった。
名も無い新人にサンレモを勝たせるわけにはいかなかったのだ。
僕はこの辺のストーリーをこれまで何度も本で読んで知っていたけど、ドラマとはいえ、テレビで見ると感慨深いものがある。
「ああ、そうそう」「あっ、これ本で読んだ」という感じで、どんどんはまっていく。
イタリアの国営放送は当然コマーシャルも入っているのだけど(NHKがコマーシャルを流さず、それで経営がどんどん難しくなっていくのは、なんか時代遅れのアマチュアリズムを見ている思い)、クルマメーカーのスコーダがレースをモチーフにしたコマーシャルをやっていて、最後にツール・ド・フランス、それにランプレやミルラムのオフィシャルスポンサーになっているというロゴも映し出される。驚いた。
しかし、バルタリの兄弟もレース中に事故死したのは知らなかった。コッピと共通点があるんだなあ。
そのコッピは、最初バルタリのアシストだったけど、バルタリが落車している間、ジロで優勝してしまう。これはあまりに有名な話。
ドラマではそれまでコッピはバルタリに敬語を使っていたが、ジロで優勝してから友人間の言葉遣いとなる。だけどバルタリは監督のパヴェージに敬語を使っていた。
イタリアの歴史的なマッサージ師のステッファーノに聞いたんだけど、彼が小僧のときは、大選手のマーニにいつも敬語を使っていたと聞いたことがある。やっぱり本当だったんだなあ。今のレースでは考えられない。
アクセル・メルクスがポルティで走っていたとき、監督に向かって「スィニョール・スタンガ」と敬語で呼びかけたのを聞いたけど、あれはお父さんの教育だったのか…。
バルタリは良家の娘と結婚したが、式当日に義理の兄弟に召集令状が届く。バルタリは、正義感を持ってドイツ軍に陰で抵抗していく。ここでドラマは終わった。今夜続編がある。
ぼくはバルタリが生きていたとき、2度ばかり話をしたことがある。それはまた今度書こう。