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ジロの出場チーム決定
ジロの出場チームが発表されたけど、アンドローニとニッポが選ばれなかったことに波紋が起きている。
出場枠が決まっている以上、取り残されるチームが出るのは仕方がないが、イタリアのチームがジロに出られない場合、まずはチームの解散が噂される。
それほど、重要なことなのだ。

プロツール、ワールドツールになって良いこともあったが、弊害もあって、参加意欲がなくても自動的に出られるチームと、その反対のチームの落差があまりに激しいことだ。
参加資格を金銭で取引してもよくするのが現実的ではないだろうか?
チャベス
チャベス
今、ツール・ダウンアンダーのプレスルームにいるのだけど、このレースはいろんなものが世界で一番だと思う。
その一つは、プレスルームにコーヒーサービスがあること。
今日、誰が貼ったのか、機械にチャベスの写真が!(実は彼の誕生日らしい)

チャベスはジャーナリストやファンからのウケが実によく、先日も国際自転車競技ジャーナリスト協会からもっとも協力的な選手だったということで表彰されたほどだ。
一昨年、僕はコロンビアで彼の家族を取材したけど、あの笑顔はこの家族の教育の賜物だと思った。
驚愕のシーン
何年か前のツール・デ・フランドルで、アメリカのプロトン・マガジンからインタビューを受けたことがあるのだけど、そこで驚愕のシーンを見た。
インタビュアーとライターが来たのだけど、そのライターはiPhoneを使った。
しかし、それは音声録音ではなく、文字の打ち込みなのだ。
インタビュアーと僕の話を聴きながら、彼はものすごいスピードでiPhoneのキーボードを一本の指で打った。
世の中にはすごい人がいるものだ。
ジャンニ・メールスマンの引退
エティックスで走り、昨年のブエルタ・ア・エスパーニャで2区間制したジャンニ・メールスマンが2017年からフォルトゥネオに移籍することが決まっていたにもかかわらず、年末に突然引退した。
原因は心臓に異常が認められたため。
実はプロ選手が現役の時に心臓に異常が認められる例は少なくなく、これまで何人も引退している。
自転車が仕事であり、趣味でもある彼が引退を決意したのは、家族に心配をかけないためだった。

http://www.rtbf.be/sport/cyclisme/detail_meersman-met-un-terme-a-sa-carriere-suite-a-un-bilan-cardiaque-anormal?id=9492069
病院で検査
2、3週間前からときどき胸がつかえるような感じがするときがある。
さつまいもを食べて喉が詰まるような感じだ。
食欲はあるし、体には異常がないのだけど、念のために病院へ。

おそらく食道の炎症だろうが、念のために心電図もとってみることに。
そこで言われたのは、今脈拍が遅いということ。
これは毎回言われる。
普通の人は50以上らしいが、今日は40だった。
僕は生まれつき遅いのだ。
真剣に自転車に乗っていた時は、起床時には30を切っていた。

数年前までツール・ド・フランス開幕前に身体検査があった。
そこでは小学校の身体検査みたいなものが行われるのだけど、たとえば1997年の最小脈拍数はマウロ・ジャネッティの27だった。
しかも、会場まで自転車に乗ってきて測定したから、多少は上がっていたはずである。