2024-11-20
イタリアは名将マルティネッリが立候補
イタリアは名将マルティネッリが立候補
2024-11-17
セルジュ・パウェルスがベルギー・ナショナルチーム監督に
セルジュ・パウェルスがベルギー・ナショナルチーム監督に
2024-10-18
東京での写真展
東京での写真展
2024-10-02
ランカウイの厳しいステージ
ランカウイの厳しいステージ
2024-09-28
ゆいの壁
ゆいの壁
北京以外でも
もうずっと連続で僕の写真を番組のエンディングで使ってくれている銀輪の風。
数日前にスタッフから「これから梅丹の出るリムーザンに行く」と電話があった。
そうしたら昨日、新城が区間優勝したではないか。
ツールのどこかの山頂で彼を見かけたけど、集団が来ていたのでオートバイから下りることができず、話ができなかった。とにかく良かった。
これでいい番組だってできるだろう。
この時期、良いレースが各国で行われる。
というのは、94年まで世界選が8月の下旬にあったから、各国は世界選の調整に相応しいレースをこの時期に持ってきていたのだ。
イタリアでは、今度の世界選があるヴァレーゼが舞台となるトレヴァッリ、ウチの近所で行われるアゴストーニ、今年のジロのスタートにもなったレニャーノでのベルノッキが3日間連続である。
コースは当然厳しい。たとえばアゴストーニにはこれまで日本人選手が何人か走っているけど、誰も完走していない。
ちなみに世界選に抜擢されたイタリア選手はこれらの3つのレースを走ることが義務づけられていた。
話はそれるけど、94年のシチリアでの世界選メンバーに選ばれたブーニョ(世界選に毎年選ばれたのは本当にすごい。サロンニだってキャリア終盤は外された)は、地元のレースであるアゴストーニでドーピング検査があることを事前に知らされながらもカフェインが検出されて大問題となった。この年の世界選は優勝候補でありながら出場できなかった。
リムーザンは取材したことがないけど、おそらくフランスチームはこれを世界選前のレースとして使っていたのではないだろうか。
実際、一流チームが出ている。
それに梅丹の清水は先日、パリ〜コレーズで区間優勝し、総合もとった。
これも立派。
我が友ブルーノ・バードが写真を撮っていてそれを見たけど、ポディウムガールの美しさは、清水の優勝以上の驚きだった。キャプションを見たら、ミス・ペリゴール(フランスの地方)とあったので納得。
それから、 イタリアの小さなレース、ブリクシアツールでシマノの畑中がチームTT優勝のおかげでリーダージャージを着た。わずか半日だったとはいえ、イタリアのレースでリーダージャージを着た日本人は彼が初めてではないだろうか。
とにかく日本選手は北京以外でもがんばっている。
こうしためでたいことがあると、すぐに「ツール・ド・フランス」を口にする報道関係者がいるのだけど、仕事獲得の口実とはいえ、あれはいただけない。ツールのレベルはずっと上だし、その前に走らなければならないレースは山のようにある。
だけど、大きな日本の進化であることは間違いない。
梅丹やシマノの走るレースはランカウイくらいしか見たことがないけど、機会があればぜひ取材に行きたいものだ。
数日前にスタッフから「これから梅丹の出るリムーザンに行く」と電話があった。
そうしたら昨日、新城が区間優勝したではないか。
ツールのどこかの山頂で彼を見かけたけど、集団が来ていたのでオートバイから下りることができず、話ができなかった。とにかく良かった。
これでいい番組だってできるだろう。
この時期、良いレースが各国で行われる。
というのは、94年まで世界選が8月の下旬にあったから、各国は世界選の調整に相応しいレースをこの時期に持ってきていたのだ。
イタリアでは、今度の世界選があるヴァレーゼが舞台となるトレヴァッリ、ウチの近所で行われるアゴストーニ、今年のジロのスタートにもなったレニャーノでのベルノッキが3日間連続である。
コースは当然厳しい。たとえばアゴストーニにはこれまで日本人選手が何人か走っているけど、誰も完走していない。
ちなみに世界選に抜擢されたイタリア選手はこれらの3つのレースを走ることが義務づけられていた。
話はそれるけど、94年のシチリアでの世界選メンバーに選ばれたブーニョ(世界選に毎年選ばれたのは本当にすごい。サロンニだってキャリア終盤は外された)は、地元のレースであるアゴストーニでドーピング検査があることを事前に知らされながらもカフェインが検出されて大問題となった。この年の世界選は優勝候補でありながら出場できなかった。
リムーザンは取材したことがないけど、おそらくフランスチームはこれを世界選前のレースとして使っていたのではないだろうか。
実際、一流チームが出ている。
それに梅丹の清水は先日、パリ〜コレーズで区間優勝し、総合もとった。
これも立派。
我が友ブルーノ・バードが写真を撮っていてそれを見たけど、ポディウムガールの美しさは、清水の優勝以上の驚きだった。キャプションを見たら、ミス・ペリゴール(フランスの地方)とあったので納得。
それから、 イタリアの小さなレース、ブリクシアツールでシマノの畑中がチームTT優勝のおかげでリーダージャージを着た。わずか半日だったとはいえ、イタリアのレースでリーダージャージを着た日本人は彼が初めてではないだろうか。
とにかく日本選手は北京以外でもがんばっている。
こうしためでたいことがあると、すぐに「ツール・ド・フランス」を口にする報道関係者がいるのだけど、仕事獲得の口実とはいえ、あれはいただけない。ツールのレベルはずっと上だし、その前に走らなければならないレースは山のようにある。
だけど、大きな日本の進化であることは間違いない。
梅丹やシマノの走るレースはランカウイくらいしか見たことがないけど、機会があればぜひ取材に行きたいものだ。