2024-11-20
イタリアは名将マルティネッリが立候補
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2024-11-17
セルジュ・パウェルスがベルギー・ナショナルチーム監督に
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2024-10-18
東京での写真展
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2024-10-02
ランカウイの厳しいステージ
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2024-09-28
ゆいの壁
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サガンの時代到来
ミラノに戻り、自転車界の重鎮の一人に会って来た。
いつもどおり、まずは自転車界や選手への批判もあった…というか、それがすべてだったかも。
たとえば、日本の女性ファンにとって選手の善し悪しは、まずはマスクがあり、そのあとに理由が肯定的にくっついて来るというのが多いけど、こういう重鎮クラスというのは、個人的感情がなくて、逆に歴史的な背景があるから、論拠は明確である。
僕はとにかくサガンをかなり買っている。
近年のクラシックハンターはカンチェッラーラ、ボーネン、ジルベールだけど、この3人の時代がいつまで続くかわからない。
キャリアとして、後年に入っているのはもう間違いのないところである。
ここに今、サガンが入って来た。
最初、彼にしびれたのは、2010年のツール・ダウンアンダーだった。
エヴァンス、バルベルデ、LLサンチェスと逃げたとき、ものすごい新人が現れたと思った。
そのあと、ジェイスポーツのパリ〜ニースの解説に出たとき、僕は
「サガンが将来、すごい選手になると思っている」と言ったことを覚えているけど、その予言は当たった。
ちなみに、我が友人で、超一流ジャーナリストのケネは、そのダウンアンダーの数日前のクリテリウムで彼が逃げたときから、これは大物になると思ったと言って、僕より優位に立とうとした(笑)。
これほど、インプレッションを与えてくれる若手選手はクネゴ以来である。
クネゴが2004年に22歳と9ヶ月でジロを制したときは、頭がくらくらした。
だけど、その後クネゴは伸び悩んだ。
たしかにロンバルディーアで3回勝ったけど、僕らはそれ以上の期待をしていた。
そしてクネゴは、しゃべっていてもなんか優しすぎるのだ。
サガンは、たとえば昨年の世界選で、彼の代理人であるロンバルディと3人でちょっとした会話をしたけど、そんな一瞬でも成長を感じた。
走りだけではなく、そんなところにたくましさがあるのは、彼の大きな魅力の一つである。
いつもどおり、まずは自転車界や選手への批判もあった…というか、それがすべてだったかも。
たとえば、日本の女性ファンにとって選手の善し悪しは、まずはマスクがあり、そのあとに理由が肯定的にくっついて来るというのが多いけど、こういう重鎮クラスというのは、個人的感情がなくて、逆に歴史的な背景があるから、論拠は明確である。
僕はとにかくサガンをかなり買っている。
近年のクラシックハンターはカンチェッラーラ、ボーネン、ジルベールだけど、この3人の時代がいつまで続くかわからない。
キャリアとして、後年に入っているのはもう間違いのないところである。
ここに今、サガンが入って来た。
最初、彼にしびれたのは、2010年のツール・ダウンアンダーだった。
エヴァンス、バルベルデ、LLサンチェスと逃げたとき、ものすごい新人が現れたと思った。
そのあと、ジェイスポーツのパリ〜ニースの解説に出たとき、僕は
「サガンが将来、すごい選手になると思っている」と言ったことを覚えているけど、その予言は当たった。
ちなみに、我が友人で、超一流ジャーナリストのケネは、そのダウンアンダーの数日前のクリテリウムで彼が逃げたときから、これは大物になると思ったと言って、僕より優位に立とうとした(笑)。
これほど、インプレッションを与えてくれる若手選手はクネゴ以来である。
クネゴが2004年に22歳と9ヶ月でジロを制したときは、頭がくらくらした。
だけど、その後クネゴは伸び悩んだ。
たしかにロンバルディーアで3回勝ったけど、僕らはそれ以上の期待をしていた。
そしてクネゴは、しゃべっていてもなんか優しすぎるのだ。
サガンは、たとえば昨年の世界選で、彼の代理人であるロンバルディと3人でちょっとした会話をしたけど、そんな一瞬でも成長を感じた。
走りだけではなく、そんなところにたくましさがあるのは、彼の大きな魅力の一つである。