初めて野辺山シクロクロスに来ました。
今回、初めての取材なのだけど、イタリアから男女の選手が来ていて、男子も女子も彼らが優勝しました。
決して世界のトップレベルではないと思うけど、それでも圧勝でした。

彼らの付き添いのスタッフはヴィート・ディターノ。かつて2回、世界チャンピオンになっています。
今年のジロのステージでバーリ近郊をスタートしたとき、彼が自宅から来ていて、話をしました。
そんなこともあって、今回も僕の取材を喜んでくれました。
彼が優勝した時は国鉄の職員であり、選手だったのです。
そのことを言うと、「それから家のこともね！」と言いました。
今の時代、自転車選手は自転車だけの生活を送るのだけど、当時は仕事と選手の両立はもちろん、家族の一員としての務めが強いられたわけです。

左が優勝したベルトリーニ、右がディターノ