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ミラノ〜サンレモ終了
今日もミラノは雨で、ミラノ〜サンレモが終わったというのに春は来ていない。
昨日は、嗚呼、書くことが多すぎるくらいいっぱいあった。

まず、朝から雨が降っていたので、カメラに防水カバーをつけていたのだけど、それが災いして、トゥルキーノを走るプロトンの前でレンズフードを落としてしまった。
前を走っていた選手の一人が手を伸ばして拾おうとしたけど無理で、バイクを止める場所もなく、そのまま「さようなら」。
海外で買うのも苦労だから、ゴールデンウイークに帰国するまでフードなしでいくつもり。
しかし、今から十年ほど前のミラノ〜サンレモで、ビチスポルトのカメラマンのカメラのストラップが切れて、チプレッサ突入直前の高速集団の前に落ちたのが思い出された。
道路を転がって行くカメラが今でも脳裏に焼き付いている。
ちなみに、ぼろぼろになったそのカメラはちゃんと動いたので、キヤノンのカメラもニコンに負けていないと感心したものだ。

それからレ・マニエの上りで「レキップと砂田は次に違反行為をしたらレースから除外します」との無線放送が。
富山県警よりもひどい濡れ衣。
もう、すぐにレースディレクターのアロッキオのところにバイクをすっ飛ばして抗議に行ったけど、回りのカメラマンから「おまえ、除外だろ」とからかわれる始末。
今日のガゼッタのフレイレのゴール写真は2ページに渡る大きさで、それが僕のやつだったから、とりあえず冤罪を晴らした気分。

サンレモからミラノまで電車で戻って来たのだけど、家に着いたのは深夜12時近くで、くたくた。今日は怒濤の写真整理である。
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