2024-11-17
セルジュ・パウェルスがベルギー・ナショナルチーム監督に
セルジュ・パウェルスがベルギー・ナショナルチーム監督に
2024-10-18
東京での写真展
東京での写真展
2024-10-02
ランカウイの厳しいステージ
ランカウイの厳しいステージ
2024-09-28
ゆいの壁
ゆいの壁
2024-09-12
砂田弓弦全国巡回写真展 @ 富山
砂田弓弦全国巡回写真展 @ 富山
ツール・デ・フランドル
最近、自転車に興味を持った人は、自分を日本からレースの取材に来る何人かの一人に過ぎないと思うかもしれない。
僕は80年代後半からヨーロッパに渡ってレースを取材してきた。
それまでにも日本人の何人かは、ジロやツールには来ていた。
だけど、クラシックレースは僕一人だった。
僕は今年でジロが29回目、ツールも29回目だけど、たとえばミラノ~サンレモは28回、ツール・デ・フランドルはよく覚えていないがおそらく26,7回、パリ〜ルーベは今年で28回目となる。
僕は最初、日本の雑誌から仕事を始めた。
当時、一番大事な任務は、選手の自転車を撮ることだった。
サッカーボールを撮るために、ワールドカップに行くようなものである。
しかも、選手と会話の一つもせずに日本に帰っていく人たちがほとんどだった。
こうした日本の嘆かわしい状況を変えて来たのは、自分であると思っている。
そのうち、日本でもNHKやジェイ・スポーツがレースを流し出し、状況は大きく変わった。
やっぱりテレビの影響は大きいのだ。
ところが今年、ツール・デ・フランドルが日本で放映されないという声を耳にした。
「スタートにつくと、鳥肌が立つ」
「ベルギーではツール・ド・フランスと同じ」と選手が言う。
そういうクラシックレースが日本で放送されないというのは、看過できなことである。
とても残念だし、自分で築き上げて来たものが崩されそうな気持ちになる。
僕は80年代後半からヨーロッパに渡ってレースを取材してきた。
それまでにも日本人の何人かは、ジロやツールには来ていた。
だけど、クラシックレースは僕一人だった。
僕は今年でジロが29回目、ツールも29回目だけど、たとえばミラノ~サンレモは28回、ツール・デ・フランドルはよく覚えていないがおそらく26,7回、パリ〜ルーベは今年で28回目となる。
僕は最初、日本の雑誌から仕事を始めた。
当時、一番大事な任務は、選手の自転車を撮ることだった。
サッカーボールを撮るために、ワールドカップに行くようなものである。
しかも、選手と会話の一つもせずに日本に帰っていく人たちがほとんどだった。
こうした日本の嘆かわしい状況を変えて来たのは、自分であると思っている。
そのうち、日本でもNHKやジェイ・スポーツがレースを流し出し、状況は大きく変わった。
やっぱりテレビの影響は大きいのだ。
ところが今年、ツール・デ・フランドルが日本で放映されないという声を耳にした。
「スタートにつくと、鳥肌が立つ」
「ベルギーではツール・ド・フランスと同じ」と選手が言う。
そういうクラシックレースが日本で放送されないというのは、看過できなことである。
とても残念だし、自分で築き上げて来たものが崩されそうな気持ちになる。