例年、この時期はイタリアに１週間ほど行って仕事していた。
そしてスーツケースにパネットーネやクリスマスのお菓子を詰め込んで帰るのが恒例だった。
だけど今年は作戦を変更して、日本にいることに。パネットーネのない年末を迎えることになってしまった。

マイペースでのんびりやろうと考えていたのだけど、ここにきて昔の写真をスキャンしなくてはいけない仕事が出た。
フィルムのスキャン自体、もう廃れ行く仕事なんだけど、この仕事をやっていく上で必要不可欠。
僕は外注せずに自分でやっている。
だけど、１日どんなにがんばってもたかがしれている。
それにスキャナだっていいのが欲しい。
業務用のスキャナってものすごく高額。一千万円を超えるものだって珍しくない。
僕が使っているのは、一般に市販されているもので、そういうものから見ればおもちゃみたいなものだ。
その中間くらいのもの、たとえばFlextightくらいは欲しいけど、安いモデルで２００万円、高い方だと３００万円する。
別にそれでやったからって速くなるわけではないけど、品質は格段に向上する（はず）。
これが欲しくなってしまって、夕べは寝付きが悪かった。

ここにきて、今朝アメリカ最大手の自転車雑誌がカレンダーを作るときた。読者へのクリスマスギフトらしい。
実は去年もこの会社は僕の写真でカレンダーを作ったのだけど、時期はもっと早かった。
今年は話がなかったので、金融危機の影響かなあと思っていたけど、さすがステーキばっか食っている連中はしぶといわい。
販売部数は、日本の月刊誌なんか足下にも及ばないくらいすごい。
日曜日は梅丹本舗のパーティーに行くし、今日は午前中だったら天気がいいらしいので、自転車にも乗らなくてはいけない。
こんなに忙しい師走は、けっこう珍しいかも。