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プロレースの世界(その1)
僕がホームページで、ランス・アームストロングのブエルタでの復帰?を書いたら、いくつかの反応があった。
元々のニュースの出所が、ヴェロニュースのエープリルフールのいたずらというのも知っていた。
だけど、自転車界で生活している自分にとって、この話があったとしても、おかしくはないと思っている。

自転車の世界、それは僕も魅了されている素晴らしいスポーツなのだけど、一方で生き馬の目を抜くビジネスの世界でもある。
最近で言えば、優勝者が2人もいるアックア・エ・サポーネがジロに招待されず、ドイツの無名チームが選抜されるという事態が起きた。
常識では考えられないことだけでも、だけど、12月にガゼッタの首脳陣と話をしたとき、すでに「どこかの国で放映でもされない限り….」といったような、ビジネスの言葉が飛び交っていた。

レースは、入って来る金が出て行く金を上回らない限り、継続は出来ないのだ。
収入が途絶えてしまってなくなったレースは数知れない。
ビッグレースだけでもチューリヒ選手権、ミディ・リーブル、ジロ・デル・ラツィオ、ミラノ〜トリノ、グランプリ・デ・ナシオン、トロフェオ・バラッキ …スペインではもう数えきれないほどなくなっている。

僕がもしレースのオーガナイザーだったら、パリ〜ルーベを見に来たランスにすぐにコンタクトをとる。
身体の鍛錬を怠っていないのならば、アシスト選手並みには走るだろう。
「ワンデーレースなんだけど、出場フィーは1千万円でどうだい?」

レースに出場フィー…、その辺のクリテリウムならばあるが、UCIの公認レースでは聞いたことがない。
ところが、一度東京に来た大選手が
「俺はもらっていたよ。あれとあれとあれ、それにあれからも…」 
そこにはクラシックレースやグランツールが並んでいた…。
また、数年前にレースのオーガナイザーに、そのレースで優勝経験のある選手が出場しない訳を尋ねたら
「チームが出場フィーを要求して来た」という、あり得ないような話も聞いたことがある。

ランスに1千万払ったとしても、スポンサーや放映権の収入が2千万円増えれば、1千万円の利益が出ることになる。
レースのオーガナイザーだったら、ランスを走らせることを考えるのは、ある意味、普通なのではないだろうか?

(明日に続く)
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