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アデレードの時差は1時間半
今は自宅でゆっくりしているけど、新年1月から猛烈に忙しくなり、ほとんど家に帰れなくなる。
日本のチームの撮影が国内であって、それが最初の大きな仕事。
そのあとはオーストラリアのアデレードに行く。
気候も食べ物もよく、僕の大好きな街だ。

ところが欠点が一つあって、それは日本との時差が1時間30分であること。
僕は時差というものは1時間単位だと信じていたのだけど、初めてアデレードに行ったときに、30分刻みが最小単位であることを教えられた。
最初は信じられなくて、時計が狂っているものとばかり思っていた。

普段、海外にいくときはGMTという種類の腕時計を使っている。
これは日本の時刻も同時に分かるので大変重宝しているのだけど、1時間単位でしか針が動かないので、アデレードでは使えないのだ。
こうした理由で今いちばん注目しているのは、セイコーのアストロン。
GPSを捕捉して時刻を合わせるもので、電波時計とは違う。そもそも、オーストラリアでは電波時計が使えないのだ。
今、喉から手が出るほど欲しいのだが、とりあえずは保留にし、キヤノンから新しく出たレンズを購入した。
検証!第100回ツール・ド・フランス
http://www.facebook.com/jspocycleclub?ref=stream

以下、ジェイスポーツさんの案内です

12月30日より放送する「検証!第100回ツール・ド・フランス」の収録がありました。ツール・ド・フランスの思い出の激闘、ランス・アームストロングのドーピング問題、100回大会のみどころや注目選手などについて討議する番組です。

出演は砂田弓弦(フォトグラファー)、宮内忍(チクリッシモ編集長)、栗村修(宇都宮ブリッツェン監督)、飯島誠(ブリジストンサイクル)、永井孝樹(ポジティーボ代表)、別府始(サイクルジャーナリスト)、土井雪広(アルゴスシマノ→UKYOサイクリングチーム)の7名(敬称略)です。

BSでは無料でご視聴いただます。ぜひご覧ください!
カラスミのスパゲッティ
カラスミのスパゲッティ
今日、ミラノの自転車関係の友人と、これまで行ったレストランの中でもっとも高級なところはどこかという話をしたのだけど、彼はパリのラ・トゥール・ダルジャンだった。
90年代にマペイで走っていたトニー・ロミンガーがツール・ド・フランスに出場するにあたり、優勝確実とチームが見込んでいたため、マペイのパトロンであるスクインツィが60人分を何ヶ月も前に予約したのだった。
ところがロミンガーは序盤にリタイア。でも予約は取り消せないので、招待通り、飛行で行ってそのまま食べてきたというバブリーな話だ。

僕の場合は、銀座のエノテーカ・ピンキオッリかな。実はこの友人らといっしょにいったのだけど、「あそこは高かったよなあ」とやっぱり意見が一致。もっとも、僕が払ったわけじゃないけど、伝説の一夜となってしまった。
実はそれから数年経ったあと、自転車メーカーの重役さんからこの友人を含めて再度誘われたのだけど、迷惑をかけちゃいけないと辞退したら、その人、これまた銀座だか築地の看板の上がっていない天ぷら屋に連れて行ってくれた。
いったい、いくら払ったのか知らないが、来客リストの中に、オードリー・ヘプバーンの名前があったので驚いてしまった…。

そういう懐かしい話をしたあと彼と別れ、今度は日本の自転車関係の友人とレストランで食事。
1年に何度か行くところで、壁にはプロ選手のジャージも飾られている。
今日はカラスミのスパゲッティを食べ、それからイカのグラタンにした。
コーヒーを飲んで帰ろうとしたら、
「サービスです」と言って、パネットーネとスパークリングワインがおごられた。
もうすぐクリスマスなのだ!
ファルネーゼの合宿取材
ファルネーゼの合宿取材
ファルネーゼヴィーニ(来季の名前はファンティーニ。ただし、会社は同じ)の合宿がヴィアレッジョで行われているので、取材に行って来た。
もちろん、ニッポから移籍する佐野淳哉が目的である。
チームからの期待度も大きく、将来が楽しみな選手である。

この日の練習メニューは軽めのギアでのスピード練習。
平坦路を休みなく往復するもので、3時間半ほど、チームカーに乗せてもらって写真を撮った。
このあと、佐野はカタールとオマーンをジャパン・ナショナルチームで走り、そしてランカウイに向かうので、僕のプログラムとも一致している。

僕はこのあと20日にミラノを出て、ロンドン経由で帰国する。
ほぼ半日ロンドンの町中で過ごすが、友人と会ったり、クライアントと打ち合わせする予定もない。
あのクソまずいイギリスの食事に期待は出来ないし、なにをしようかと困っている。
それでもって、買い物にでも行って、靴でも衝動買いしようものなら目も当てられないことになる。
まあ、来年のツール・ド・フランスがまたイギリスからだし、とりあえず1,000ポンドのトラベラーズチェックは持って来た。
コルナーゴに行ってきました
コルナーゴに行ってきました
今日はコルナーゴ恒例のクリスマスミサに行って来た。
先日の幕張メッセでのサイクルモードで、エルネストから
「どこの製品だよ、その安物の服は」と言われたけど、今日は少なくとも良い靴だけは履いて行ったら、案の定、
「おっ、その靴はどこで買ったんだ?」と言われた。
モノを見る目がある人は、すぐにこれだから…(笑)。

家に戻って買い物に行こうとしたけど、3メートル行ったところで雪でスタックし、30分ほど格闘した末にクルマを元の場所に戻して終わり。
レンタカーは夏タイヤで、しかもすり減ってツルツル。
冬のレンタカーはスイスで借りるに限るよ。
ミラノは大雪
ミラノは大雪
ミラノは大雪です。
雪をかぶっているレンタカーはノーマルタイヤなので、今日はどこにも行けません。
ガレージの奥にある林は、ベルルスコーニ様の庭の樹木のほんの一部ですが、まるで北欧のような景色です。
どこにも行けないから、昨日購入したダイソンのコードレス掃除機で掃除しまくってますが、もうちょっとというところで電気がなくなります。
20分の稼働時間をもうちょっとのばしてほしい!
ガゼッタに行ってきました
ガゼッタに行ってきました
リナーテ空港のハーツのオフィスに忘れて来た書類を引き取った後、ミラノの中央にあるラ・ガゼッタ・デッロ・スポルトに行ってきました。
レースディレクターのマウロ・ヴェーニと1時間ほど話をしてきたのですが、開口一番
「ストラーデ・ビアンケになんで来ないんだ」と問いつめられました。
マレーシアのツール・ド・ランカウイに行かなくてはならないと苦しい言い訳をしても納得しません。
さらに、このレースの元になっているアマチュアの素敵なイベントであるエロイカが来年日本でも開催されるのを知っていて、ランカウイに行かずにイタリアに来いとまで説得されました。
その他、アームストロングの問題、カチューシャの問題、1月に発表されるジロのワイルドカードのことなどに議論が及びました。

例年通り、ジェイスポーツの壁掛け用と卓上用のカレンダーを数部ずつ置いてきましたが、大変喜んでくれました。
なにしろ、表紙は共にジロですからね。
ミラノは今日も快晴
ミラノは今日も快晴
ミラノは昨日も今日も快晴だけど、朝の気温はマイナス4度。
日中も寒いです。
午前中はまたぶっ壊れたノキアの携帯電話の修理に出かけ、自転車屋2軒に寄りました。
その一軒は今、日本にも入っているカザーティなんだけど、先週、窓枠をぶち破って泥棒が入り、自転車30台が盗まれたそうです。

昼ご飯はウチの階下にあるトラットリーアで10ユーロの定食。
寒いので、赤葡萄酒を1合飲みました。
パスタはクルミのクリームソース味だけど、なんかもう食の基本が違うことを改めて実感する美味しさ!
食堂のテレビではミラノの駅のコンピューターの不都合で、ここ3日ほど列車の発車時刻が分からない混乱ぶりを伝えており、カオスと食の魅力はもうイタリアそのものでした。
パリの空港から
パリの空港から
今、パリのシャルルドゴール空港でミラノ行きの飛行機を待ってます。
昨日発表されたワールドツアーを構成するプロチームにカチューシャがもれたことで、ガゼッタは1ページを割いて大々的に報じているのに対し、レキップはコラム程度。
なんだ、この温度差は?
フランスはFDJが入ったからそれでOKなの?
ペタッキ、可愛いやつです
ペタッキ、可愛いやつです
一晩で30cmほど雪がつもりました。
午後の便で東京に行くけど、早くも午前の2便が欠航。
ちゃんと飛ぶのか心配です。

昔の写真を見ていたら、こんなのが出てきました。
ペタッキのウチにいったときのものです。
僕の名前を指差して、宣伝してくれてます。
可愛いやつです。

ただ、横でキアーラ(奥さん)があきれたような目つきで見ているので、そこはトリミングしました。
大雪開始
夕方から激しく雪が降ってきました。
明日、飛行機で東京に行くけど、今日も2便が欠航し、電車も運休続出。
イタリアには裸で行ってもいいようにすべてが整っているから気楽だけど、冬場に東京に行く方が大変という、冬の富山のこのこの現実。
自信喪失してます。
来週前半は大雪
来週前半は大雪になると天気予報で言ってます。
月曜日に東京で自転車番組の収録があるため、大変 x2。
月曜日の朝に家を出る予定にしていたけど、急遽日曜日に出て都内で宿泊になりました。
日曜日、家族で回転寿しに行こうかと話していたのに予定変更だぁ。
夕べは強風でした
夕べは強風でした
夕べは台風並みの強風でした。
これまでの自転車レースでいちばん風が強かったのは、今年2月のカタールでの女子レース。ご覧のとおり、砂嵐状態。ハンドルを取られた選手が道路からコースアウトするのを何度も見ました。
来年も女子のレースから取材するけど、風だけはいやです。
掘りごたつで
ウチに掘りごたつがあるのだけど、今、水割りを飲みながら007鑑賞中。
そしてパソコンを開くと、イタリアの友人がすぐにチャットを持ちかけてくる。
イタリア人は本当にチャット好きだ。
映画、水割り、チャット...一度にやるのは難しいわい。
過密スケジュールの中、まずはダウンアンダーから
過密スケジュールの中、まずはダウンアンダーから
1月中旬にオーストラリアのアデレードでツール・ダウンアンダーが行われる。
誰もが口を揃えて良いレースと言う、すばらしくオーガナイズされた大会だ。

しかし、その直後にカタールとオマーンでレースがあり、これもエディ・メルクスとツール・ド・フランスがオーガナイズしているだけあって、しっかりとした大会だ。
カタールでは女子の3日間のステージレースもあって、僕はオーストラリアやイギリス、アメリカのクライアントのために、毎年これもカバーしている。
今日、担当者からフライトの確認のメールが入って来た。

アデレードから帰って来るのが1月29日17時で、カタールに行くのには遅くともこの日の22時半のフライトに乗らなければならない。
10年ほど前、マレーシアから帰って来てすぐにモスクワ行きのフライトに乗り換えたことがあったが、それ以来の過密スケジュールである。

しかも、オマーンから帰って来ると、すぐにマレーシアでツール・ド・ランカウイが始まり、これまたすでに希望フライトを早くよこせと言われている。
こればかりは、帰国当日や翌日のフライトに乗りたくはなく、今、ずっと飛行機の時刻表とにらめっこが続いている。

写真はアデレードで行われるツール・ダウンアンダー。