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ブルージュへ移動中
ブルージュへ移動中
昨日はミラノに行って来たけど、クルマについている温度計は27度。夏の日差しで、しかも空気は乾ききっていました。
おかげで、今日はちょっと喉が痛いです。

今朝は3時半に起きてマルペンサに来ました。
今、これを空港で書いています。
これから飛行機でブリュッセルに移動し、そのあと電車でブルージュに移動します。
明日はいよいよツール・デ・フランドル。
世界でいちばん熱いレースです。

昨日、オートバイの許可のメールが来ました。
このレースで許可をもらえるようになったのはごく最近のことで、ツール・ド・フランスでオートバイに乗るとの同じくらいに難しいのです。

家内から
「あなたがやめたら、日本で誰が乗るの?」と聞かれました。
まあ日本という国籍ではなく、インターナショナルな仕事が認められた上での許可なのですが、現状を見ると今の日本人にはいないでしょう。
だから、後継者のこともときどき考えるこの頃です。

写真は昨年の大会でのカンチェッラーラ。今年、ミュールはコースから除外されました。
パリでツールをテレビ観戦
パリでツールをテレビ観戦
今、家族とパリのディズニーランドにいます。
スペースマウンテンは怖さよりも、先日のレースでできたケツの傷のカサブタの痛みで泣きそうでした。

泊まってるのは、ランドの中にあるホテルなので、気軽に部屋に戻れるのがうれしい。
で、テレビのスイッチをつけると、過去のツール・ド・フランスや、昨年亡くなったローラン・フィニョンのインタビューなどが流されていて釘付けに。外に出るのを忘れました。
そして思いましたね。
「ツール・ド・フランスって面白い!」(普段は現場にいるので、映像を見ることが滅多にないのです)


ボーネン強い!
ボーネン強い!
ジェイスポーツのパリ〜ニースの解説で出演したとき、「今年の春のクラシックはカンチェッラーラとボーネンが強いと思う」と言いましたが、まさにその通りになりましたね。
やっぱり、自分は選手やレースのことを見る目があるなあ(笑)。

スペシャライズドのページで、僕が撮ったボーネンの写真が紹介されています。
http://www.specialized.com
→ Menu
→ Headlines
と進んでみてください。
橋川宅にご招待されました
橋川宅にご招待されました
夕べは、ここコルトレイクに住んでいる橋川の家にお招きしていただきました。
今は日本から来ている5人の若い選手を育てています。
彼が90年代に選手をやり、世界選に出場していた頃から見てましたけど、家にお邪魔したのは初めて。
ここずっと食欲がなかったのだけど、久しぶりにおいしい食事にありつけました。
なにより、東京出身の奥さんがきれいなのにはびっくりしました。

E3 ハーレルベーク終了
E3 ハーレルベーク終了
初めて取材するレースだった。
ツール・デ・フランドルの前哨戦と言われているのだけど、コースを走ってみたらまったくその通り。
ツール・デ・フランドルやパリ〜ルーベなんかのクラシックと同じような厳しさだった。

今回のオートバイの運転手は、以前売り込みのあったベルギーの人を初めて使ったのだけど、経験が浅く、まだまだだった。
ポッツァートがパンクしたときに、ファルネーゼのクルマがクラクションを鳴らしながら出て来たのだけど、それを知らずに走っていたものだから、クルマから怒鳴り声が。
運転しているパルサーニ、助手席にいたシント共に良く知っている監督で、シントに至っては、数日前のガゼッタに僕が撮った顔写真も出ているほどだから、助かった。

レースが終わってから、謝りにいった。
パルサーニは
「ちゃんと避けてくれよ」
「運転手の経験が浅いんだよ」
「次はうまくやれよ」
シントは
「幸い俺じゃなくて、パルサーニが運転していたから良かった。もし俺が運転していたら....」
「俺をひき殺していた?」
「いや、殺しはしなかったけど...」

まあ、笑って分かれたけど、オートバイのシートが悪く、シャワーを浴びたら、石畳の衝撃でケツの皮が剥けていた。
チクリッシモ No.27 3月21日(水)発売のお知らせ
チクリッシモ No.27 3月21日(水)発売のお知らせ
砂田弓弦監修 自転車ロードレース・マガジン
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●シーズン序盤ステージレース
  ツール・ダウンアンダー
  ツアー・オブ・カタール
  ツアー・オブ・オマーン

●記事
  コンタドール有罪裁定の本質と波紋
  レトロ自転車で”白い道”を走るエロイカ
  2012シーズン 押さえておきたい10のトピックス  

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  新連載  ロードレース界のスペシャリスト
  新連載  ツールを彩った偉大なレーサー
  新連載  M・チポッリーニが語る“あのとき”
  中野喜文のイタリアのロードレース舞台裏

3月21日(水)発売
付録とも定価1,575円
(本体価格1,500円)
発行:八重洲出版
ベルギーに到着
ベルギーに到着
今日は3時に起床し、マルペンサ空港を6時に出発。
ブリュッセルからコルトレイクまで電車で移動。
ミラノからヘントまで、グリーンエッヂのメカニックといっしょで、楽しく過ごせた。

コルトレイク周辺は選手がたくさん住んでいるところなのだけど、僕はこれまで北のクラシック前半はフランスのトゥルコアンに泊まることが多く(通算100泊以上はしている)、コルトレイクには何度も来ているものの、泊まるのは初めて。

ベルギーは暖かくてとてもいい天気。
この天気がずっと続いてほしい。

お昼を広場のカフェでとっていたら、クイックステップの選手たちがお茶を飲みにやってきた。
新城登場
新城登場
用事があってコルナーゴに寄ったら、A3・100ページ・光沢紙のゴージャスカタログがあった。
中を広げてみると、新城が登場。
イタリアのメーカーのカタログに掲載されるのは、カンパニョーロに次いで二社目だな。
また航空券の予約が
また航空券の予約が
4月22日のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュが終わったら、その足でパリからトルコ一周に行くことに。
昨日、航空券の詳細が送られて来たのだけど、パリ発のパリ着。リクエストを出していたミラノ着はやっぱり認められなかった。
となると、パリからミラノまでの片道を自腹で購入しなくてはならない。

ルフトハンザ・イタリアのパリ線撤退で、イージージェットなどの格安航空会社が急激に値上がりしている。
頭が痛いのはその値段よりも、ああいった格安航空会社は荷物のオーバーウエイトに厳しいこと。
いつもドキドキしながらチェックインすることになる。
今日はこうしたチケットの予約と、ミラノでのレンタカー(3回も!)の手配で時間が取られそうだ。
ベルギーに行くというのにベルギービールを買ってしまった
ベルギーに行くというのにベルギービールを買ってしまった
木曜日の早朝にミラノを飛行機で発ち、ブリュッセルに行ったあと、汽車でコルトレイクに移動。
金曜日にハーレルベーク、日曜日にヘント〜ウェヴェルヘムを取材の予定です。
ベルギーに行くにもかかわらず、今日、スーパーマーケットに行ってベルギーのビールを買ってしまいました。
そしてベルギーには、田村功さんが書かれたこの本を持参します。
田村さんが書かれたものは、僕のバイブルです。
F1を見て思いました
テレビをつけたら、国営放送でF1オーストラリアGPをやってました。
トヨタもホンダも撤退したことから分かるように、いきつくところ、日本とヨーロッパの違いは、FIが文化になっているか、いないかだと思います。

自転車もまったく同じことです。
日本の雑誌やレースウエブサイトを見たことがないのですが、たぶん、自転車に対する興味の基準が違うのだと思います。

もし自転車のフォトグラファーになっていなかったらなにになっていたのだろうと考えると、このクルマのレースがいちばん近かったのではないかと思います。

以前、経緯があって、ウチの近所のモンツァ・サーキットの年間パスをプレゼントされました。
結局、1度しか使わなかったことからも分かる通り、クルマのレースにそれほど興味があるわけではないのですが、やっぱりF1が開催されるモンツァの近くにいると、そういう文化を感じるわけです。
ミラノ〜サンレモ終了
自分にとって22回目のミラノ〜サンレモ、つつがなく終了しました。
次は木曜日にベルギーに出発し、ハーレルベークとヘント〜ウェヴェルヘムを取材。
それが終わったら、妻と子供二人がパリにやってきて、そこで落ち合います。
子供がイタリアの家に来るのは十数年ぶり。
一昨日、IKEAに行って簡易ベッドも買ってきました。
今日は写真整理が終わり、次の取材の準備と、家族迎え入れの準備に追われています。

ツールとブエルタの航空券を購入
ツールとブエルタのための航空券を購入。日本との往復のみならず、ヨーロッパ内での移動もある。レースの日にちなどを慎重に計算していかなければならない。
しかも、日本発行のアメックスを使ってイタリアからオンラインで購入してると、怪しまれてカードがブロックされたり、Mac標準ブラウザーのサファリだとオンライン購入がうまくいかなかったりして、1日仕事だった。
これから自転車に乗って来る。乗る前にすでに疲れてしまった。
帰宅
ティレーノ〜アドリアティコ恒例の最終ゴール、サンベネデット・デル・トロントから500km走って帰宅。
日本から深夜についてすぐに準備し、早朝に出発していたから部屋の中がバタバタで、今は掃除と洗濯をしているところ。

ガゼッタを見たら、2日連続で自分の写真の名前が同業者のものになっていてガッカリ。
昨日、自転車部門のチーフにメールを送り、現場でも念を押して言ったのに、再びこれである。

洗濯物を干しに出たら、隣のおばあさんから
「今度の土曜日にミラノ〜サンレモでしょ?」と声をかけられた。
イタリアの自転車文化の凄さがこの一言に凝縮されている。
日本で
「土曜日からツール・ド・フランスでしょ?」なんて、おばあさんから声をかけられることって考えられますか?
八方ふさがり
八方ふさがり
今日のガゼッタのゴール写真、自分の写真が掲載されているけど、撮影者の名前が同業者の名前になっているではないか。
さっそく自転車部門のチーフに連絡したけど、八方ふさがりは自分だったのかも。
ティレーノ〜アドリアティコ第6ステージ終了
ティレーノ〜アドリアティコ第6ステージ終了
連日寒い。

スロベニアのスプリンター、ボジッチが8番のプレートを持って走っています。
八方ふさがりだから?
第4ステージ
第4ステージ
今日のゴールはティレーノ〜アドリアティコでほぼ毎年来ているキエーティ。
10分間ほど、日本人会が催されました。
あまりこうした機会はなく、ミラノ〜サンレモが終わったらスペインに行く者、日本に戻る者、クラシックに行く者と、みんなばらばらです。
テルニより
テルニに宿泊中。
チポッリーニが初めてマリア・ローザを着た1995年のジロの第1ステージのゴールはここだった。
また、ここにあるオートバイクラブ主催による「クラシックオートバイ・ジロ・ディ・イタリア」を数回取材したことがあるので、これまで何度も来ている町だ。

明日はスタートが9時、コースの距離は250km。食料補給地点も2カ所あり、まるでジロ。
ダウンアンダー、カタール、オマーンは一つのホテル滞在だから、それがまだ抜けきっておらず、毎日の移動が辛い。
チポッリーニ復帰?
チポッリーニ復帰?
ミュンヘン空港でミラノ行きの乗り継ぎ待ち。
携帯の電源を入れたら、すぐにガゼッタから電話があって
「カメラマン会議が始まるから来い」
明日からティレーノ〜アドリアティコなのだ。

だけど、会議にいけないと12月の時点で言ってあるし、念のために数日前にメールで再度通告。
にもかかわらず、これである。ホント、トホホなのだ。
昨年みたいに、レースディレクターのヴェーニから呼び出しを食らって説教というパターンは二度とごめんだ。

ラウンジでガゼッタを手にすると、第一面に自転車が載っている。
しかも、俺の写真ではないか。
タイトルを見ると、なんと
「チポッリーニ・ショック。復帰したい。自分とならば、グアルディーニはナンバー1だろう」
まじかよ....。
J SPORTSで放送されるパリ〜ニース
J SPORTSで放送されるパリ〜ニースに出演します。

03月04日(日) 21:30 - 24:00
03月05日(月) 23:00 - 25:30