2024-11-20
イタリアは名将マルティネッリが立候補
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2024-11-17
セルジュ・パウェルスがベルギー・ナショナルチーム監督に
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2024-10-18
東京での写真展
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2024-10-02
ランカウイの厳しいステージ
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2024-09-28
ゆいの壁
ゆいの壁
風で思い出した
富山は強風で、ウチは被害がなかったけれど、トラックが6台もひっくり返ったらしい。
今日は今までのレース中に強風があったかなあと考えてみた。
ベルギーのクラシックでは横風が強いときはあるけど、台風並というのは経験したことがない。
それよりもジロ・ディ・イタリアでときどき橋脚の高い所を通過するが、ものすごい風が吹いているときがある。
そのジロで思い出した。
今から7、8年前かなあ。
横風がずっと強いステージがあって、集団が横に広がりっぱなしとなり、横をオートバイで通ることが全然できなかった。
モルテーニでメルクスの監督を務めたアルバーニ(そうそう、僕がちゃんとモルテーニと書いているのに、いつのまにかモルティーニなんて書かれていた雑誌があったけど、正しくはモルテーニですからね。僕のミラノの住まいは、そのモルテーニの旧工場から2kmくらいのところにあります)がレースディレクターなんだけど、10台くらい数珠繋ぎのフォトグラファーのオートバイをなんとか通過させようとはしてくれるのだけど、やっぱりスペースができなくて、とうとうゴールまでわずか数キロのところになってしまった。
そのとき、ロイター通信のオートバイが強引に横を通過。そして落車が起きた。
自分を含めた残りの全員は結局集団を追い抜くことができず、ゴール写真を撮ることができなかった。
集団を抜けずにゴールに行けなかったのは、このときが最初で最後だ。
翌朝、僕らはスタートに行かずに途中から合流したのだが、あるフォトグラファーが
「おいスタートが大変なことになってるぞ」と言い残して行ってしまった。
しばらくして分かったのだけど、昨日落車させられたマッシモ・ドナーティが
「砂田が転ばせた」と言っているらしいのだ。
僕もオートバイの運転手もぶち切れて、レース中にドナーティの横に行ってロイターがやったと潔白を主張。
ところがロイターの運転手は知らん顔で、
「俺はやっていない」と、完全なイタリア人になりきっている。
以降その運転手が大嫌いになり、その恨みは今も晴れていない。
もっともドナーティは単なる見間違いで、彼こそ被害者だ。
5年前に引退して今はパン職人になったと聞いている。
今日は今までのレース中に強風があったかなあと考えてみた。
ベルギーのクラシックでは横風が強いときはあるけど、台風並というのは経験したことがない。
それよりもジロ・ディ・イタリアでときどき橋脚の高い所を通過するが、ものすごい風が吹いているときがある。
そのジロで思い出した。
今から7、8年前かなあ。
横風がずっと強いステージがあって、集団が横に広がりっぱなしとなり、横をオートバイで通ることが全然できなかった。
モルテーニでメルクスの監督を務めたアルバーニ(そうそう、僕がちゃんとモルテーニと書いているのに、いつのまにかモルティーニなんて書かれていた雑誌があったけど、正しくはモルテーニですからね。僕のミラノの住まいは、そのモルテーニの旧工場から2kmくらいのところにあります)がレースディレクターなんだけど、10台くらい数珠繋ぎのフォトグラファーのオートバイをなんとか通過させようとはしてくれるのだけど、やっぱりスペースができなくて、とうとうゴールまでわずか数キロのところになってしまった。
そのとき、ロイター通信のオートバイが強引に横を通過。そして落車が起きた。
自分を含めた残りの全員は結局集団を追い抜くことができず、ゴール写真を撮ることができなかった。
集団を抜けずにゴールに行けなかったのは、このときが最初で最後だ。
翌朝、僕らはスタートに行かずに途中から合流したのだが、あるフォトグラファーが
「おいスタートが大変なことになってるぞ」と言い残して行ってしまった。
しばらくして分かったのだけど、昨日落車させられたマッシモ・ドナーティが
「砂田が転ばせた」と言っているらしいのだ。
僕もオートバイの運転手もぶち切れて、レース中にドナーティの横に行ってロイターがやったと潔白を主張。
ところがロイターの運転手は知らん顔で、
「俺はやっていない」と、完全なイタリア人になりきっている。
以降その運転手が大嫌いになり、その恨みは今も晴れていない。
もっともドナーティは単なる見間違いで、彼こそ被害者だ。
5年前に引退して今はパン職人になったと聞いている。