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本当のファンとは
今、ミラノ郊外の定宿に滞在している。
そこのご主人は僕よりも若いのだけど、自転車ファンではない。
それでも昨日の朝ごはんでこのようなことを言った。
「小さい頃、エディ・メルクスがヒーローだった。彼の入っていたモルテーニは自分の母親と同じ名前で、この地方独自のものだったということもあった。そのあとはフランチェスコ・モゼール。でもなんといってもマルコ・パンターニだよ。自転車だけじゃなく、イタリアを代表する人間だ。彼が走るのをテレビで見ていて、本当に泣いたよ。感動があった。自転車は見ている人に大きな感動を与えるスポーツだ。そのあとのランス・アームストロング、たしかに他よりも強かったけど、それ以外はなにもなかった。感動もなかった。そのあと自転車に興味がなくなっていった」

最後の言葉は残念だけど、僕はこの人を見直した。
日本ではインターネットで入手した知識をどれだけ持っているかが問われるのだと思う。
その点、自分なんかはネットのニュースをほとんど見ないので、ファン以下でしかない。
だけど、自転車のことを知らないとは思っていないし、このホテルのご主人みたいな人こそ、本当のことがわかっているのだと確信する。
ミラノ近郊
昨日パリからミラノに飛び、今はミラノ近郊の定宿に泊まっている。
昨夜は行きつけのレストランに行ってきたけど、客は僕らだけだった。
昨年は連日かなりの客がいたので、逆に驚いてしまった。
コロナの影響は本当に深刻だ。

今日、ある自転車界の人に会って長く話した。
もう商業的に危機的状況だった。
非常に暗い気持ちになってホテルに戻った。

かつて日本に中小のオートバイメーカーがひしめきあっていた。
ところが今はホンダ、スズキ、ヤマハ、カワサキの4社しかない。
僕が思うに、近い将来、日本どころか世界の自転車界もこんな感じになるのではないかと思っている。
危機的状況のフランス
危機的状況のフランス
フランスのコロナ感染者が1日で1万人近くに上り、再び危険な状況になってきた。
ツール・ド・フランスは制限が設けられながらも実施されているけど、いざ現場に行ってみると、人々の危機感は全くないようにも見える。
かつて日本独自と言っても良いほどのマスクもすっかりヨーロッパで定着していて観客も大体はつけているけど、人々の距離、いわゆるソーシャルディスタンスというやつはなにも気にかけられていない。
観客の密集はいつものツール・ド・フランスと同じだ。
日本も東京などではいつも通り満員電車に揺られて通勤通学する姿はあまり変わっていないが、少なくとも人々の密集は避けたいという気持ちはあるとは思う。
このまま大会がパリまで続くのかどうか、気になっている。
コロナのど真ん中で
イタリアだけでも、僕の友人たちが次々とコロナウイルスに感染していった。
元世界チャンピオンや、ジロ・ディ・イタリアで表彰台に立った選手も感染したことをFacebookで知り、連絡をとりあった。
イタリア車連の元会長は死亡してしまった。

今、僕はツール・ド・フランスにいるけど、僕だっていつ感染するかわかない。
フランスは感染者が増えているのだという。
こっちにはきていないけど、このあとティレーノ〜アドリアティコを走る予定だったジューリオ・チッコーネがイタリアで感染したと報道された。

僕の家のある富山県で第一号の感染者が出た時、その人の家の前には誹謗する紙すら貼られたというけど、やった輩に対し、どれだけ田舎者なのかと嘆いた。
その人の行動にも非難されるところはあったのかもしれないけど、これは伝染病だ。
誰もがかかるリスクを負っている。
田舎者とは住んでる場所の話ではなく、その人間の根性のことをいうのだ。