2024-12-16
写真展終了しました
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2024-12-05
砂田弓弦全国巡回写真展@東京
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2024-11-24
フランスはあと1年はトマ・ヴォクレールが継続
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2024-11-20
イタリアは名将マルティネッリが立候補
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2024-11-17
セルジュ・パウェルスがベルギー・ナショナルチーム監督に
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こんなことがありまして...
これまでガゼッタやレキップ関係に写真を送るのは、ミラノの写真エージェントを通していた。こうした大手新聞社になると、通常は個人カメラマンは相手にせず、どうしてもエージェントが必要なのだ。
ところが、ブエルタ期間中の9月下旬、40年に渡ってやってきたこのミラノの有名エージェントが突然閉鎖した。すでにリストラを進めていて、何人も辞めていったのだけど、閉業は寝耳に水だった。そこの自転車の写真をもう十数年間に渡って一手に請け負って来たのだ。
このエージェントから、ジロでの写真のお金をまだもらっていなかった。ガゼッタ関係だけでも日刊紙、DVD16巻、ミラノのボッコーニ大学での写真展などに写真がたくさん使われていて、その額はクルマが買えるくらいにのぼる。
倒産ではなくて閉業なので、お金はもらえると言われているが、それが100%なのか50%なのか、そしていつになるかなどは清算が終わらないと分からない。
これはもう自分の力ではどうしようもないので、まずは今後の販売ルートを立て直さなければならない。
今朝はオーストラリアでエヴァンスの書籍を出すから写真を使いたいと言うメールがあり、商談は成立。これからはこうした細かな仕事も全部自分でやって行かなければならない。
まあ、マージンがとられないのでいいのだけど、請求書などはかなり面倒だ。
さて、レキップの写真担当者は幸いこちらのことを以前から評価してくれていたこともあり、話はすぐにまにまとまった。これからは直接送ることになった。
一方のガゼッタだけど、直接取引をしているイタリア人フォトグラファーに聞いたら、彼はサッカーやら自転車やらを長くやって来た末にやっと認めてもらえたそうで、サーバーに直接送るために必要なパスワードを手に入れるのは、イタリア人でもまず無理とのこと。
しかし、ガゼッタの自転車部門のチーフが会社に強くお願いしてくれた。事実、ブエルタ期間はほぼ毎日、僕の写真が使われていたのだ。
だけど10日が過ぎた今日も連絡がなく、もう不安が募るばかり。気分転換のためもあって、近くのスーパーマーケットに買い物に行った。
そこにちょうどガゼッタから電話があって、パスワードが出されることになったと言う。
災い転じて福となすとはこのことで、20年以上仕事をやって来たかいがあったと心底思った。
もちろん、写真を直接送ったからといってバンバン使われるわけではないけど、自転車競技とは無縁の国から出て行った一個人が、世界の二大スポーツ新聞と直接取引ができるのだ。自分の中では別府や新城以上の快挙(笑)!
だけどまあ、例のジロの売掛金が本当に回収できるのかどうか。良い正月が迎えられるのかどうかはこれからの展開次第。
ブエルタをパンクで失ったエヴァンスが世界選を制した例もあるし、僕も前に進むのみ。
ちなみにガゼッタからのパスワードはイタリア語で「子ネズミ」。子ネズミだって毎日柱を噛んでいれば、家をも倒す、よね(?)。
ところが、ブエルタ期間中の9月下旬、40年に渡ってやってきたこのミラノの有名エージェントが突然閉鎖した。すでにリストラを進めていて、何人も辞めていったのだけど、閉業は寝耳に水だった。そこの自転車の写真をもう十数年間に渡って一手に請け負って来たのだ。
このエージェントから、ジロでの写真のお金をまだもらっていなかった。ガゼッタ関係だけでも日刊紙、DVD16巻、ミラノのボッコーニ大学での写真展などに写真がたくさん使われていて、その額はクルマが買えるくらいにのぼる。
倒産ではなくて閉業なので、お金はもらえると言われているが、それが100%なのか50%なのか、そしていつになるかなどは清算が終わらないと分からない。
これはもう自分の力ではどうしようもないので、まずは今後の販売ルートを立て直さなければならない。
今朝はオーストラリアでエヴァンスの書籍を出すから写真を使いたいと言うメールがあり、商談は成立。これからはこうした細かな仕事も全部自分でやって行かなければならない。
まあ、マージンがとられないのでいいのだけど、請求書などはかなり面倒だ。
さて、レキップの写真担当者は幸いこちらのことを以前から評価してくれていたこともあり、話はすぐにまにまとまった。これからは直接送ることになった。
一方のガゼッタだけど、直接取引をしているイタリア人フォトグラファーに聞いたら、彼はサッカーやら自転車やらを長くやって来た末にやっと認めてもらえたそうで、サーバーに直接送るために必要なパスワードを手に入れるのは、イタリア人でもまず無理とのこと。
しかし、ガゼッタの自転車部門のチーフが会社に強くお願いしてくれた。事実、ブエルタ期間はほぼ毎日、僕の写真が使われていたのだ。
だけど10日が過ぎた今日も連絡がなく、もう不安が募るばかり。気分転換のためもあって、近くのスーパーマーケットに買い物に行った。
そこにちょうどガゼッタから電話があって、パスワードが出されることになったと言う。
災い転じて福となすとはこのことで、20年以上仕事をやって来たかいがあったと心底思った。
もちろん、写真を直接送ったからといってバンバン使われるわけではないけど、自転車競技とは無縁の国から出て行った一個人が、世界の二大スポーツ新聞と直接取引ができるのだ。自分の中では別府や新城以上の快挙(笑)!
だけどまあ、例のジロの売掛金が本当に回収できるのかどうか。良い正月が迎えられるのかどうかはこれからの展開次第。
ブエルタをパンクで失ったエヴァンスが世界選を制した例もあるし、僕も前に進むのみ。
ちなみにガゼッタからのパスワードはイタリア語で「子ネズミ」。子ネズミだって毎日柱を噛んでいれば、家をも倒す、よね(?)。