昨日の第18ステージ、NIPPOのダミアーノ・チーマが3人で逃げて、他の2名はゴール直前で吸収されてしまったけど、彼だけが逃げ切るという大勝利。
ガゼッタはマリーノ・バッソが勝った世界選手権の写真を使って説明していたけど、ジャーナリストがわかっていないのではないか。内容が全然違う。
今回のこの劇的な勝利に一番近いのは、2010年の第5ステージでジェローム・ピノーが逃げ切ったステージだろう。
その時の一番の立役者が新城だっただけに、とても残念でもあった。

最初の休養日をラヴェンナ郊外で過ごした。
仕事もとりあえず順調にはかどっている。
しかし、今年のジロはとても天気が悪く、今日も明け方に雨が降っていた。
だけど今は強い日差しだ。この天気がレースの終わりまで続くことを祈っている。
ジロも今日でようやく半分まできた。

第3ステージ、ゴールまで残り20kmになった時点でもオートバイで集団を追い越すことができなかった。集団が道に広がって走り続けたからだ。
さらにそこで、今日はこれで追い越しは許可しないとの無線放送が。
目の前が真っ暗になったが、一か八かの賭けに。
別の道でゴールに向かったのだが、これが大成功。しかも、息を切らしてゴールに向かうときに、集団がまだゴールの8km手前ということが分かり、ほっとした。というか、オートバイがどれだけ飛ばしたかわかるというもの。
しかし、ゴールスプリントはヴィヴィアーニの降格。
苦労はなんだったのだろうか（笑）。

今日はジロ初日。
まだ時差ぼけがあって、朝早くに目が覚めてしまうけど、体調良し。
今朝のレキップ紙はジロの特集で何ページも割いてやっているけど、自分の写真がたくさん使われていた。
また同じところからレース終了後、ただちに早く写真を送れとのオーダーが来た。
よって自ずと戦闘準備体制が完了。