2024-12-16
写真展終了しました
写真展終了しました
2024-12-05
砂田弓弦全国巡回写真展@東京
砂田弓弦全国巡回写真展@東京
2024-11-24
フランスはあと1年はトマ・ヴォクレールが継続
フランスはあと1年はトマ・ヴォクレールが継続
2024-11-20
イタリアは名将マルティネッリが立候補
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2024-11-17
セルジュ・パウェルスがベルギー・ナショナルチーム監督に
セルジュ・パウェルスがベルギー・ナショナルチーム監督に
ご挨拶
1989年にこの仕事を始め、主に海外で自転車競技を取材してきましたが、2020年いっぱいで一区切りつけることにしました。今後、海外の小さなレースは行くことがあるかもしれませんが、これまでのようにジロやツール、クラシックと転戦することはしない予定です。
理由はいくつかあるのですが、大きな理由は以下の二つです。
まず一つは自分自身、苦しくなってきたことです。これまで年間200日から250日は外泊しており、いつまでもできる仕事ではないことは重々承知していました。ここ数年はいつこうした生活をやめるか、ほぼ毎日考えていたように思います。
もう一つは、高齢の母親の世話です。もはや一人ではちゃんと生活できない状態で、介護が必要です。
実は昨年のうちから2020年がたぶん最後の年になるだろうと思っていました。そして2020年は1月から3月までハードな転戦が続いたのですが、それ以降はコロナ禍で予定外の自宅待機が続きました。それが今回の決断を決定的にしたといえます。これほど長く家にいたのは初めてで、例えていうと牙を抜かれた野生動物みたいな状態になり、もうこれで競走の現場には戻れなくなることを感じていました。
海外でこの仕事を行うのは、戦いにいくようなものです。日本人選手はほとんどいない、日本のワールドチームは存在したことすらない中で、一人の日本人フォトグラファーが世界規模の通信社などを相手に仕事するわけです。逆にいえば、これまで32年間に渡って自分がこの仕事をやってきたこと自体が奇跡的なことかもしれません。
そんな今、やってきたこと、あるいはやり残したことに対する後悔の念は一切なく、満足感しか残っていません。
とはいえ、自転車と離れるわけではありません。今後もフォトグラファーとしての活動は続けます。海外のクライアントから要請があれば、1週間から10日を限度に海外に行きます。
また日本国内ではジャパンカップやさいたまクリテリウムにも関わっていく予定ですし、さらにツアー・オブ・ジャパンの仕事も始めます。
一般の人に対してはこれまで通り写真の販売も続けますし、講演や写真展もこれまでと同様に行っていく予定です。
今まで私を支えてくださったみなさまには心より感謝しております。そしてこれで終わったのではなく、ここから新しい人生が始まるという心構えでいますので、このあともお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
理由はいくつかあるのですが、大きな理由は以下の二つです。
まず一つは自分自身、苦しくなってきたことです。これまで年間200日から250日は外泊しており、いつまでもできる仕事ではないことは重々承知していました。ここ数年はいつこうした生活をやめるか、ほぼ毎日考えていたように思います。
もう一つは、高齢の母親の世話です。もはや一人ではちゃんと生活できない状態で、介護が必要です。
実は昨年のうちから2020年がたぶん最後の年になるだろうと思っていました。そして2020年は1月から3月までハードな転戦が続いたのですが、それ以降はコロナ禍で予定外の自宅待機が続きました。それが今回の決断を決定的にしたといえます。これほど長く家にいたのは初めてで、例えていうと牙を抜かれた野生動物みたいな状態になり、もうこれで競走の現場には戻れなくなることを感じていました。
海外でこの仕事を行うのは、戦いにいくようなものです。日本人選手はほとんどいない、日本のワールドチームは存在したことすらない中で、一人の日本人フォトグラファーが世界規模の通信社などを相手に仕事するわけです。逆にいえば、これまで32年間に渡って自分がこの仕事をやってきたこと自体が奇跡的なことかもしれません。
そんな今、やってきたこと、あるいはやり残したことに対する後悔の念は一切なく、満足感しか残っていません。
とはいえ、自転車と離れるわけではありません。今後もフォトグラファーとしての活動は続けます。海外のクライアントから要請があれば、1週間から10日を限度に海外に行きます。
また日本国内ではジャパンカップやさいたまクリテリウムにも関わっていく予定ですし、さらにツアー・オブ・ジャパンの仕事も始めます。
一般の人に対してはこれまで通り写真の販売も続けますし、講演や写真展もこれまでと同様に行っていく予定です。
今まで私を支えてくださったみなさまには心より感謝しております。そしてこれで終わったのではなく、ここから新しい人生が始まるという心構えでいますので、このあともお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。