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ストラスブールから
皆さんも知っていると思うけど、今回のツールで有力選手の多くがドーピング疑惑で出場しないことになってしまいました。
僕のウエブサイトのアクセス数がいきなり増えたことから、皆さんも大きな失望感をもって驚かれたのが分かります。
まあ、自転車界にとって最悪のニュースです。
この先、疑惑がどう解明されていくか、見守っていかなければいけません。
まず今僕がやらなければならないのは、今回の事件を現実のものとして受け止めて、しっかり仕事することです。
不幸中の幸いなのは、レースが始まる前で、フェスティナ事件のときのように、レース期間中じゃなかったことと、警察沙汰にまで行っていないことです。
こんなときに限って、今夜、国際自転車競技ジャーナリスト協会のパーティーがあり、日本の代表として出席しなければならないこと。
各国のジャーナリストがどんな顔で酔っぱらうのか、今から見てきます。
チクリッシモ発売
チクリッシモ発売
7月1日に八重洲出版から、私が監修する新雑誌「チクリッシモ」が発売となります。
本場のロードレースを、グラフィックな誌面とオリジナル取材の記事でレポートします。
第1号は「ジロ・デ・イタリア完全レポート」と「06ツールの展望&観戦ガイド」の2大特集。オートバイ伴走で撮影した迫力写真と、ランスのインタビューや05ツール三賞獲得選手の自宅訪問など読み物をがレースファンの心をわしづかみ。創刊を記念して、綴じ込み付録<ジロ撮り下ろしのポストカード3枚>を付けました。表紙写真のパネルとギザッロ教会のお守りが当たるプレゼントもお見逃しなく。
といいつつも、今日パリに入り、明日ストラスブールに行きます。ツールも当然チクリッシモ第2号で大々的に取り上げます。
本当のロードレースファンのための雑誌ですからね。
いい映画でした
渋谷で「OVERCOMING」と「マイヨ・ジョーヌへの挑戦」という映画を見てきた。
前者がCSCの監督のリースが、後者がT-Mobile時代のツァベルが主人公だった。
両方とも本当に面白かった。
自戒の意味で言うけど、こういうものを作る人のことをジャーナリストと呼ぶのであって、プレスのパスを首からぶら下げている人のことをいうのではないのです。
僕は明日出国するけど、ツールを前に、本当に良いものを見られたと満足している。
スペイン選手権がボイコット
エル・パイスのドーピングに関する記事に対抗して、スペイン選手たちが国内選手権でストライキを起こし、レースがお流れになったらしい。
といういことは、今年のツールでスペインチャンピオンは登場せずということか。
なんか、嵐の前の前兆みたいで、ちょっと嫌な気分になっている。
ここ数日で、僕はブエルタの全ステージのホテルの予約を済ませたのだが、ツールやブエルタでまた事が起きるのではないかと、心配している。
98年のツールのフェスティナ事件、そして2001年のジロのサンレモでのストライキ。僕はこの両方の現場にいたけど、これまた前日の日記と同じで、目に焼き付いているシーンだ。
僕のロードレースのイメージ
僕のロードレースのイメージ
今から10年以上前のジロだったと思うけど、コッポリッロが終盤に逃げて、そこに監督のレヴェルベリ(現パナリア、お父さんの方)がクルマを横に寄せて檄を飛ばすシーンが、今でも忘れられない。
本当に目に焼き付いているというやつだ。
コッポリッロは根性のある選手で、死に物狂いで走っていたし、レヴェルベリが裸で叫んでいたことも強烈な印象だ。
今から十数年前までは、ジロでもツールでも暑い日は裸で運転する人がいっぱいいたのだ。ヨーロッパでエアコンもまだ少なかった頃だ。
さすがに裸運転は、もうランカウイくらいでしか見られない。

このシーンを僕はテレビで見ただけで、現場にはいなかった。
それ以来、こうした血が沸き立つようなシーンを撮りたくていつも狙っているのだけど、18年間で一度もうまくいっていない。

添付する写真がだいたいのイメージ。シレーアがディルーカに寄っているけど、叫んでいないとだめ。裸じゃなくてもいいけど。
ケータイで挫折
JRの改札をケータイをかざして通りたいと思っていたけど、やり方がよく分からず、ずっとそのままだった。
僕はウインドウズのパソコンは仕事柄ほとんど触ったことがないけど、マックだったらどっちかというと知っている部類に入るのではないかと思う。
プレスルームで外国のカメラマン仲間からときどき操作方法を聞かれるくらいだ(そのためにも、自分のキーボードをUSタイプにしている)。
ところが、このケータイのキーボードというのはまったくダメで、こんなものでみんなよくメールをやったりしているなあと感心する。一つのキーボードにいくつも文字が入っているので、うまく操作できませ〜ん。

だけど、ケータイで改札を通る夢を実現すべく、奮起してそのプロセスを歩むことに。
ついにスイカカードが手元に来たけど、やっぱりケータイの設定ができない。
JR東日本の職員、とくに40歳以上の人もできるのだろうか?う〜ん…。
こんなもののために時間がとられるのはばからしいので、結局小銭を出して切符を買うことになりそうだ。
あとしばらくでツールに行くのに、ガキのおもちゃにかまってられんわい(ヤケクソ)。
オレの仕事は自転車レースで、駅の改札を通ることじゃないんだしね(言い訳)。
テレホンカード
雑誌はよほど気に入ったものでないかぎり捨てることにしているけど、たまる方が多いので、昔の蔵を改造した書庫を発作的に整理した。
その2階は物置なのだが、小学生時代にブームとなって僕も一時凝った切手が出てきた。
「おお、懐かしいなあ」と思って見ていると、大学時代に買った自転車選手の切手もあった。メルクスやオカーニャ、プリドールらの切手である。
さっそくここに、先日ベルギーで購入したジロの記念切手を加えておいた。

今、日本でも自分のお気に入りの写真を切手にできるサービスがあって、もしこれを海外に送るインボイスなんかに貼って出したら、向こうはびっくりするのではないかと思う。
テレホンカードもとっくの昔にこうしたサービスがあったけど、当然イタリアにはなかった。
キャプーチがジャパンカップで3連勝した頃、彼のテレホンカードがたしか宇都宮で作られ、それがガゼッタに掲載されたことがある。
「ついにキャプーチが日本のテレホンカードに」といった内容だった。
(お札じゃないんだから…)
僕はそれを持っていないが、昔もらった中野浩一さんのものは今でも持っている。
物欲満開
取材に行くときは、仕事や現場に合わせて機材を持っていく。
今持っているのは、ボディが35mm銀塩で3台、デジタルで3台、これに10本ほどのレンズの中から5,6本持っていくという感じ。
最近は撮影の100%がデジタルになっていて、カメラも当然デジカメ。
ところが新型機種の出るサイクルが1年半くらいで、銀塩時代と比べて格段に早い。
昔はいいものを買って、それを長く使えば元は取れたけど、今はデジカメ自体が高いし(僕の使っているもので1台50万円前後)、サイクルが早いしで、カメラマンは大変だ。
仕事で稼いだ金が全部機材に変わるとなると、なんのための仕事か分からなくなってくる。
パソコンだって金食い虫で、マックは6台持っていて、そのうち4台が現役だ。
今も欲しいカメラがあるのだけど、ジロのときにイタリアのカメラマンから
「もうちょっと待て。今、新しいのが出るはずだから」と、水を差され、物欲がなくなっていたのだが、日本にいて自転車レースの現場から離れていると、だんだん物欲が出てきて、ついついカメラのサイトをのぞいてばかり。
「今、新しいのが出るから」
(ツールで壊れたらどうする)
「大事に使え」
(余分に持っていろ)と、自分の中のもう一人の自分と議論している状況。
もうすぐツールに行くというのに、こんなんじゃなあ。
ツールの準備など
今、ツールの準備もしていて、主催者と連絡をとったりしている。
それで、オートバイの運転手に待ち合わせ時間などを連絡しようとしても、電話に出ない。
おかしいなと思っていたら、思い出した。彼は今、アマのジロ・ディ・イタリアのレース無線を担当していて、オートバイに乗っているのだ。
そのイタリアで、バッソの活躍のおかげか、妹のエリーザが民放のテレビの天気予報に出演したと新聞に出ていた。
イヴァンがツールをとったら、盆と正月とクリスマスがいっしょに来たことになるな。

梅雨入りしたとはいえ、そう天気は悪くなく、自転車にもよく乗っている。
だけど新車が来ない。
早く組み付けてちょうだい、永井先生!
バッソのDVDがガゼッタから発売
バッソのDVDがガゼッタから発売
バッソのDVDが発売になると、RCS(ガゼッタ)からメールが入ってきた(そこに自分の写真が使われているのかどうかは知らない)。
ガゼッタが自転車選手のDVDを出すのはパンターニが死んだとき以来2人目のこと。
ツールで優勝すれば、写真集が出るだろうか?
とほほ...なバレンシアーナ
とほほ...なバレンシアーナ
スペインのドーピングスキャンダルがどういう方向に行くのか、実はずっと気になっていた。
ツールに出場できないチームや選手が出てくるかもしれないと思っていたが、案の定、ASOからメールが入ってきて(写真)、コムニダ・バレンシアーナを招待しないという。

たしかにスペインが伝統的に薬物に甘いのは、自転車界で周知の事実だった。
「なんかやらなきゃ、走れんだろう」とスペイン人から平気で言われたことがある。
これはもう国民性の問題ではないかと、僕は思っている。
とはいえ、これまでブエルタなどで何度も失格者が出ている通り、検査はそう甘くはない。

はたから見ていておかしいのはフランス人たちだ。
今回の事件が発覚した途端「やっぱり。フランスの低迷はこれが原因だった」というのをあからさまに言う人が多いのだけど、フェスティナ事件のあとにコフィディスでも事件が起きている。
もし、このあとフランスでまたスキャンダルが起きたら、次はなんて言うのだろう?これまたフランスの国民性が実によく出ていると思っている。

とにかくドーピングスキャンダルは、自転車界にとって良いことなど一つもない。
ユヴェントゥスの審判買収事件が発覚し、サッカー界の汚い部分もいっきに露出するのかと思っていたら、うまいぐあいにワールドカップの時期が来た。
ツールは正反対だ。
これもツールの準備、かも
7月1日に八重洲出版から発売される新雑誌、チクリッシモの原稿書きを夕方までやり、そのあと1時間ほど自転車に乗ってくる毎日。今回はジロの特集で、ツールのあとにまたツール特集号が出ますから、楽しみにしていてください。

今回イタリアでカーボンフレームをオーダーして持ち帰ってきた。
現在お店で組み付けてもらっていて、早く届かないかと心待ちにしている。
これまでの自転車からの組み換えで、それもいっしょに向こうに送ったので、今はずいぶん古い自転車に乗っている。
チューブラータイヤなんだけど、先日走っていてパンク。久しぶりにタイヤ交換をやった。
ところがスペアーで持っていったタイヤ、劣化していてもうボロボロ。
さっそくガレージを見てみると、ずっと前に買い置きしておいたヴィットリアのタイヤが出てきたので、リムセメントを塗って貼った。
イタリアで世話になっているメカニックがよく「タイヤにも方向があるから貼るときは気をつけろ」と言っていた。
今回、我ながらうまくできたなと思っていると「ありゃ、方向が反対だった」。
方向なんか気にしないメカニックも多いんだけど、あれ、タイヤメーカーはどう思っているんだろう。

だけど梅雨であまり乗れなくなるのが残念。ツールまでに体力をつけておかなくては。ローラーに乗る気はしないし、まあ晴耕雨読で行こうと思っている。
「罪を憎んで人を憎まず…」できませんわ
キリスト教では懺悔すれば罪は消えるという精神があるせいか、イタリアに死刑はないらしい。
バイクの運転手の一人は絵に描いたような信者で、なにしろジロやツール期間でも日曜になると教会を見つけてミサに行ってくるのだ。
だから、日本の死刑制度も廃止すべきという。
「人を何人殺しても死刑にしないのかい?」と聞くと、
「そうだよ。罪人を死刑にしたところで、殺された人は戻ってこないんだ」という。
日本でも残酷な犯罪が本当に毎日のように報道され、「ひどい国になったもんだ」と思っている。
凶悪犯罪をやっても死刑にならないとしたら、僕はとても納得できないなあ。

イタリアで盗難事件が多いのは、罪が軽過ぎるからではないか。
そのバイクの運転手ですら、それは認める。
みんなよく口にするのは、
「泥棒しても、次の日には刑務所から出てきて同じことを繰り返す」ということ。
新聞に出たりはしないけど、僕らの回りにも盗難は起きている。
カメラマンがカメラを盗まれたり(僕も空港で一度経験)、自転車が盗まれたり(僕はイタリアで3台盗まれている)。ジロ前にリクイガスが4台盗まれたのも聞いたし、他にもいろいろ聞いているが、多すぎて忘れた(笑)。
僕もツールでクルマを盗まれ、大変な目に遭ったことがある(イタリアではなく、フランスだったけど)。
イタリア人って、「えっ、やられたかい」くらいのかるーい気持ちで受け止めるけど、僕はずっと悔しかった。泥棒はきっと今も連日盗みまくっているに違いないのだ。

マルペンサ空港の職員が集団で旅客の荷物を盗みまくっていた事件で新聞が騒いだのはわずか1日。僕の回りの人間に尋ねると「さもありなん」って感じだった。
仮にイタリアの警察官に泥棒がいたとしても、ぜんぜん不思議ではない。
冷蔵庫
今年も5ヶ月が過ぎたけど、ホテルに泊まったのはおそらく100日はいったと思う。
たまにイタリアのウチに戻っていたけど、周りに食料品店がないのがつらい。
そこでときどき宅配ピッツァを頼んでいた。これは薪でなくて電気で焼くタイプだけど、それでも日本やアメリカの“ピザ”からみると、比べ物にならないくらいおいしい。

とにかく、夜遅く帰ってもスパゲッティ以外に食べ物がなく、冷蔵庫を開けてもフィルムしか入っていない。
そのフィルムもデジタルの波に押され、ここ3年間はほとんど使っていない。
残された150本以上のフィルム、いったいどうしようと思っている。
ネガだったらまだ家族旅行などで使う道はあるけど、全部ポジなので、使い道もない。
フィルムにもいちおう賞味期限があるので、いずれは腐る。
ポジで撮る仕事の依頼がないか、いつも待っているのだけど、ずっとないのだ。
フィルムが冷蔵庫を占領しているのは困ったものだ。