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自転車屋はイタリアの縮図かも
自転車屋はイタリアの縮図かも
昨日、イタリアの某自転車メーカーと仕事の打ち合わせをしてきた。
そこで、話が先日の盗難の件になり、ミラノの日本領事館がパスポートを即日発行してくれたことで驚かれた。
イタリアだったら、内部の誰かを知っていてコネを使ったとしても、きっと数日はかかるだろうと。

今日、モンツァの銀行に行って、先日盗まれたイタリアのクレジットカードを受け取って来た。
ところが、警察の盗難証明の書類を持って行かなかったため、カードこそ受け取れたものの、オンラインバンキングで使うデジタルのランダム数字製造機みたいなやつを受け取ることが出来なかった。
もう、イタリアはすべてのものが規則に縛られていて、こういう煩雑さが人々の暮らしや経済の発展を大きく妨げているのだ。

されはさておき、モンツァの自転車屋に寄ってきた。
僕は若いとき、ここのチームで走っていた。
オーナーは兄弟二人。元プロの兄はプロチームのメカニック(今日はミラノ〜トリノで不在)、弟はナショナルチーム代表にもなった優秀なアマで、息子は小さなチームのプロ選手だ。
自転車界で食っているこのあたりの人間もたくさん集まって来る。
そうしたら、この日の客もプロチーム関係者だったのか、
「言っちゃ悪いけど、プロチームのマネージャーたちの多くは選手上がり。だけどチームの運営については素人で、ろくなのがいない」と言ったことに端を発し、大論争に発展。
もう、ひどい話が出てくるわ、出てくるわ(笑)。

僕はインターネットの情報をよく見ていないけど、こういうところの主婦の立ち話的なゴシップはよく知っている。
知らないことはないほどもの知りの選手代理人から、
「なんで日本人のお前が、俺の全然知らないことを知っているんだよ!」と驚かれたこともある。

そこに、自転車屋の近所の奥さんが
「子供が自転車を盗まれた。しかも学校の中よ!」と怒鳴りながら入って来た。

そして最後に店を出るとき
「フィリップ・ジルベールの写真を持って来てくれ」とお願いされる。
なにかこの店で買うときは<お前だけの特別価格>と引き換え条件だが、ここ数年で買ったものは、チェーンオイルだけ。

今日はこの自転車屋で、イタリアの縮図を見た気が(笑)。
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