2024-11-20
イタリアは名将マルティネッリが立候補
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2024-11-17
セルジュ・パウェルスがベルギー・ナショナルチーム監督に
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2024-10-18
東京での写真展
東京での写真展
2024-10-02
ランカウイの厳しいステージ
ランカウイの厳しいステージ
2024-09-28
ゆいの壁
ゆいの壁
ハーレルベーケ終了
今シーズン最初のベルギーでのレース、E3 ハーレルベーケが終わりました。
とてもいい天気で、明日のヘント〜ウェヴェルヘムも好天との予想が出ています。
しかし、サガンの強いこと!
これまでのボーネンとカンチェッラーラの2強時代から、彼の時代に移りつつあると思っています。
今、いちばん気になる選手です。
ところで、ベルギーの自転車熱の高い事は有名なのですが、昨日もプレスルームに行ったら、オマーンでオートバイに乗って転んだことを多くの人が知っていて驚きました。
さらにホテルに入ったら、お客の一人が
「君をドバイのレースで見たし、アメリカのウエブサイトでも見たよ」と声をかけられてびっくりしました。
とてもいい天気で、明日のヘント〜ウェヴェルヘムも好天との予想が出ています。
しかし、サガンの強いこと!
これまでのボーネンとカンチェッラーラの2強時代から、彼の時代に移りつつあると思っています。
今、いちばん気になる選手です。
ところで、ベルギーの自転車熱の高い事は有名なのですが、昨日もプレスルームに行ったら、オマーンでオートバイに乗って転んだことを多くの人が知っていて驚きました。
さらにホテルに入ったら、お客の一人が
「君をドバイのレースで見たし、アメリカのウエブサイトでも見たよ」と声をかけられてびっくりしました。
ベルギー行き準備完了
明後日からベルギーに4泊5日で行く。
ハーレルベーケとヘント〜ウェヴェルヘムの取材だ。
天気予報を見ると、雨マークは出ていない。
先日、僕よりもさらにベテランのイギリスの同業者と食事したとき、お互いの共通点は
1 平坦なレースとはいえ、ヘント〜ウェヴェルヘムやパリ〜トゥールがとても好き。
2 ツール・ド・フランスでオートバイに乗るフォトグラファーに与えられるベストは記念に取っている。
3 ジロのベストは大会終了後、ただちに捨ててしまう(笑)。
4 取材パスは全部保管。
ただし、僕が「ベルギーのクラシック、レースは大好きだけど、取材は好きではない」と言ったら不思議そうな顔をしていた。
理由はあまりに危険だから。
一度、ツール・デ・フランドルでオートバイの衝突事故が近くで起きたのだ。
3メールほど近くを飛んでいったオートバイに当たっていたら、最低で重体、最悪即死だった経験がある。
あれを見て以来、かなりリスキーなレースだと認識するようになった。
まあ、だけど仕事に行かないわけにはいかない。
準備は完了した。
ハーレルベーケとヘント〜ウェヴェルヘムの取材だ。
天気予報を見ると、雨マークは出ていない。
先日、僕よりもさらにベテランのイギリスの同業者と食事したとき、お互いの共通点は
1 平坦なレースとはいえ、ヘント〜ウェヴェルヘムやパリ〜トゥールがとても好き。
2 ツール・ド・フランスでオートバイに乗るフォトグラファーに与えられるベストは記念に取っている。
3 ジロのベストは大会終了後、ただちに捨ててしまう(笑)。
4 取材パスは全部保管。
ただし、僕が「ベルギーのクラシック、レースは大好きだけど、取材は好きではない」と言ったら不思議そうな顔をしていた。
理由はあまりに危険だから。
一度、ツール・デ・フランドルでオートバイの衝突事故が近くで起きたのだ。
3メールほど近くを飛んでいったオートバイに当たっていたら、最低で重体、最悪即死だった経験がある。
あれを見て以来、かなりリスキーなレースだと認識するようになった。
まあ、だけど仕事に行かないわけにはいかない。
準備は完了した。
今日はミラノ~サンレモ
今日はミラノ~サンレモ。
僕が初めてこのレースを見たのは1985年。その年、初めてイタリアに渡り、観客としてミラノの大聖堂前に行った。
今日と同じように、冷たい雨の降る日だった。
そこでベルナール・イノー、ジュゼッペ・サロンニ、フランチェスコ・モゼールらのスーパースターを初めて見た。
取材として初めて行ったのは1990年。
ブーニョが独走で優勝し、これを皮切りにイタリア勢の大活躍が始まった。
だけど1991年は取材していない。金がなかったのだ。
今年のミラノ~サンレモは自分にとって24回目の取材だ。
しかも今回は代表撮影のメンバーに選ばれた。これはたしか1994年以来2度目のこと。
たぶん、ジロでも僕が選ばれると思う。
自分がこの仕事をやめたら、代表撮影どころか、クラシックやグランツールでオートバイに乗る日本人フォトグラファーは本当に残念ながら出て来ないだろう。
規則が年々厳しくなっているし、プロチームが未だ日本にないからだ。
アメリカの雑誌プロトンのウエブサイトで、これまでの僕のミラノ~サンレモの写真が出ていますから、見てください。
http://pelotonmagazine.com
http://pelotonmagazine.com/category/shutter/
僕が初めてこのレースを見たのは1985年。その年、初めてイタリアに渡り、観客としてミラノの大聖堂前に行った。
今日と同じように、冷たい雨の降る日だった。
そこでベルナール・イノー、ジュゼッペ・サロンニ、フランチェスコ・モゼールらのスーパースターを初めて見た。
取材として初めて行ったのは1990年。
ブーニョが独走で優勝し、これを皮切りにイタリア勢の大活躍が始まった。
だけど1991年は取材していない。金がなかったのだ。
今年のミラノ~サンレモは自分にとって24回目の取材だ。
しかも今回は代表撮影のメンバーに選ばれた。これはたしか1994年以来2度目のこと。
たぶん、ジロでも僕が選ばれると思う。
自分がこの仕事をやめたら、代表撮影どころか、クラシックやグランツールでオートバイに乗る日本人フォトグラファーは本当に残念ながら出て来ないだろう。
規則が年々厳しくなっているし、プロチームが未だ日本にないからだ。
アメリカの雑誌プロトンのウエブサイトで、これまでの僕のミラノ~サンレモの写真が出ていますから、見てください。
http://pelotonmagazine.com
http://pelotonmagazine.com/category/shutter/
ミラノ~サンレモ受付会場から
12時から1時間、UCI主催のドライバー講習会に参加。
この証明書をもって自国の連盟に申請すれば、レースの中で運転できるライセンスが発行される(はず)。
僕はほとんどのレースをオートバイに乗って撮影するけど、ブエルタのようにクルマで取材することもあるので、これを持っていると便利だ。
そのあと娘とシチリア料理の店にいって食事。
そして今、18時からのフォトグラファー・ミーティングを待っている。
外はすでに雨。
明日も雨のようだ。
ティレーノ〜アドリアティコが連日好天だっただけに残念。
しかし、ミラノ~サンレモはイタリアでもっと重要なレースの一つ。
すでに重鎮たちが続々集まってきている。
僕は今回、チプレッサで代表撮影をすることに決まっている。
この証明書をもって自国の連盟に申請すれば、レースの中で運転できるライセンスが発行される(はず)。
僕はほとんどのレースをオートバイに乗って撮影するけど、ブエルタのようにクルマで取材することもあるので、これを持っていると便利だ。
そのあと娘とシチリア料理の店にいって食事。
そして今、18時からのフォトグラファー・ミーティングを待っている。
外はすでに雨。
明日も雨のようだ。
ティレーノ〜アドリアティコが連日好天だっただけに残念。
しかし、ミラノ~サンレモはイタリアでもっと重要なレースの一つ。
すでに重鎮たちが続々集まってきている。
僕は今回、チプレッサで代表撮影をすることに決まっている。
風邪気味
ティレーノ〜アドリアティコが終わり、今はイタリアの家にいますが、昨日起きたときから喉が痛いと思っていたら、どうやら風邪気味。
今、葛根湯を飲んで家で仕事してます。
日曜日のミラノ~サンレモは天気が悪いと言われ、気持ちがちょっと萎えてます。
明日はオートバイの運転手と打ち合わせ、明後日はUCI主催の講習会、そして日曜日がミラノ~サンレモと、忙しい日が続きます。
風邪をしっかり直すために、お昼はスパゲッティ・アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノにしよう!
今、葛根湯を飲んで家で仕事してます。
日曜日のミラノ~サンレモは天気が悪いと言われ、気持ちがちょっと萎えてます。
明日はオートバイの運転手と打ち合わせ、明後日はUCI主催の講習会、そして日曜日がミラノ~サンレモと、忙しい日が続きます。
風邪をしっかり直すために、お昼はスパゲッティ・アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノにしよう!
ティレーノ〜アドリアティコ第4ステージ
今朝のレースは240km。スタートは朝9時なので、ホテルを7時半に出発。大変長い一日です。
ホテルは自炊できるアパートタイプで、すごく広い部屋。
これが54ユーロと激安だ。
朝ご飯も備え付けのクロワッサンとコーヒーなんだけど、コーヒーメーカーのパッキングが古いのか、コーヒーが作れない。
今日はコーヒーなしのスタート?いや、ありえない。
どこかでクルマにガソリンを入れ、そのときにでも飲もう。
今日からオートバイに乗ります。
ホテルは自炊できるアパートタイプで、すごく広い部屋。
これが54ユーロと激安だ。
朝ご飯も備え付けのクロワッサンとコーヒーなんだけど、コーヒーメーカーのパッキングが古いのか、コーヒーが作れない。
今日はコーヒーなしのスタート?いや、ありえない。
どこかでクルマにガソリンを入れ、そのときにでも飲もう。
今日からオートバイに乗ります。
CICLISSIMO No.38
CICLISSIMO No.38
チームガイド&選手名鑑号
・ 3月17日(月)発売
・ 付録とも定価1,500円[税抜き]
・
別冊付録 プロチームガイド&選手名鑑2014
・ J SPORTSのサイクルレース番組観戦に最適
・ 2014シーズン1年間使える保存版
・ オールカラー52ページ
・UCIプロチーム18+プロコンチーム17を掲載
・UCIプロチーム選手の顔写真&選手名索引付き
特集 不世出のクライマー
永遠のマルコ・パンターニ 没後10年
・マルコ・パンターニの伝説と謎
・“ピラータ”が駆った自転車
・ファンクラブがパンターニカフェ開催
特集 インタビュー 飛躍の年
・ヨーロッパカー 新城幸也
・トレック 別府史之
・世界チャンピオン ルイ・コスタ
・U23世界チャンピオン マテイ・モホリッチ
シーズン初頭のステージレース
・ ツール・ダウンアンダー
・ ドバイツアー
・ ツアー・オブ・カタール
・ ツアー・オブ・オマーン
新連載
・記憶の残像by砂田弓弦
・ジュニア強化書by柿木克之
チームガイド&選手名鑑号
・ 3月17日(月)発売
・ 付録とも定価1,500円[税抜き]
・
別冊付録 プロチームガイド&選手名鑑2014
・ J SPORTSのサイクルレース番組観戦に最適
・ 2014シーズン1年間使える保存版
・ オールカラー52ページ
・UCIプロチーム18+プロコンチーム17を掲載
・UCIプロチーム選手の顔写真&選手名索引付き
特集 不世出のクライマー
永遠のマルコ・パンターニ 没後10年
・マルコ・パンターニの伝説と謎
・“ピラータ”が駆った自転車
・ファンクラブがパンターニカフェ開催
特集 インタビュー 飛躍の年
・ヨーロッパカー 新城幸也
・トレック 別府史之
・世界チャンピオン ルイ・コスタ
・U23世界チャンピオン マテイ・モホリッチ
シーズン初頭のステージレース
・ ツール・ダウンアンダー
・ ドバイツアー
・ ツアー・オブ・カタール
・ ツアー・オブ・オマーン
新連載
・記憶の残像by砂田弓弦
・ジュニア強化書by柿木克之
臨機応変
今年、春のクラシックが終わった後にトルコ一周に行くことに。
前に一回行ったけど、オートバイの運転手のレベルがもう目も当てられないので、とりあえずこれで最後にしようと思っていたのだけど、そのあとも強烈なラブコールをオーガナイザーから受けていたこともありまして。
今回も、パリ発、ミラノ帰りという、すばらしいチケットを用意していただけました。
僕らの仕事は、決まったスケジュール通りに事が運ぶというより、臨機応変にやっていかなくてはならないのです。
そういえば、リッチー・ポートが昨年勝ったパリ〜ニースをやめて、僕が行くティレーノ〜アドリアティコに来ることが決まったことを知った。
ツール・ダウンアンダーのとき、エレベーターの中で彼と話をしたけど、そのときは「パリ〜ニースに出る」と言っていたのだけど。
一方、ツアー・オブ・オマーンでホテルを出るとき、フロントで僕の後ろに並んでいたのはアンディ・シュレク。
彼は「パリ〜ニースを走る。今のところね」と言っていて、どうやらその通りになるみたい。
だけど、「今のところ」というのが、僕らの世界を象徴している言葉でした。
写真は去年のジャパンカップのリッチー・ポート。
カメラを向けると笑う選手としては、「東の新城、西のポート」です。
前に一回行ったけど、オートバイの運転手のレベルがもう目も当てられないので、とりあえずこれで最後にしようと思っていたのだけど、そのあとも強烈なラブコールをオーガナイザーから受けていたこともありまして。
今回も、パリ発、ミラノ帰りという、すばらしいチケットを用意していただけました。
僕らの仕事は、決まったスケジュール通りに事が運ぶというより、臨機応変にやっていかなくてはならないのです。
そういえば、リッチー・ポートが昨年勝ったパリ〜ニースをやめて、僕が行くティレーノ〜アドリアティコに来ることが決まったことを知った。
ツール・ダウンアンダーのとき、エレベーターの中で彼と話をしたけど、そのときは「パリ〜ニースに出る」と言っていたのだけど。
一方、ツアー・オブ・オマーンでホテルを出るとき、フロントで僕の後ろに並んでいたのはアンディ・シュレク。
彼は「パリ〜ニースを走る。今のところね」と言っていて、どうやらその通りになるみたい。
だけど、「今のところ」というのが、僕らの世界を象徴している言葉でした。
写真は去年のジャパンカップのリッチー・ポート。
カメラを向けると笑う選手としては、「東の新城、西のポート」です。
シーズン出足を見た感想
今シーズンはツール・ダウンアンダー、ドバイ・ツアー、さらにツアー・オブ・カタールとツアー・オブ・オマーンを取材してきた。
一流選手が出たレースばかりだ。
これらを見て一番印象に残ったのはボーネンの調子良さだ。
去年はまったくふがいないシーズンだったが、今年はすっかり全盛期の脚を取り戻している。
このままいけば、3月から4月にかけて行われるクラシックで優勝候補筆頭になることはまず間違いないだろう。
一方、ライバルのカンチェッラーラは本調子からはほど遠いという印象を受けた。
落車の影響があると聞いたのだけど、この時期に今の走りでは、昨年のような好成績は期待できないのではないかと思っている。
またクラシック向きではないが、フルームは昨年の力を完全にキープしている印象で、今年のツールでも活躍すると思う。
ただ、1996年のインドゥラインもツールまでのレースで勝ちに勝ちまくったものの、肝心のツールで遅れ、そして引退に追い込まれた。
何が起きるか分からないのが自転車レースの調整というやつである。
一流選手が出たレースばかりだ。
これらを見て一番印象に残ったのはボーネンの調子良さだ。
去年はまったくふがいないシーズンだったが、今年はすっかり全盛期の脚を取り戻している。
このままいけば、3月から4月にかけて行われるクラシックで優勝候補筆頭になることはまず間違いないだろう。
一方、ライバルのカンチェッラーラは本調子からはほど遠いという印象を受けた。
落車の影響があると聞いたのだけど、この時期に今の走りでは、昨年のような好成績は期待できないのではないかと思っている。
またクラシック向きではないが、フルームは昨年の力を完全にキープしている印象で、今年のツールでも活躍すると思う。
ただ、1996年のインドゥラインもツールまでのレースで勝ちに勝ちまくったものの、肝心のツールで遅れ、そして引退に追い込まれた。
何が起きるか分からないのが自転車レースの調整というやつである。