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ガゼッタその1
パリ〜ルーベ前々日、ガゼッタに掲載されたロジェ・デヴラーミンクのインタビューはとても良かった。
書いたのは若手で、誉めると喜んでいた。「もうガゼッタで俺の将来なんかないよ」と言っていたのだけど...。

デヴラーミンクといえば、エディ・メルクスに次いで有名なベルギーの選手で、これまで取ったクラシックはサンレモ3回、フランドル1回、リエージュ1回、ロンバルディーア2回、そしてルーベが4回。ルーベでは2位に4回も入っていることから、ムッシュ・パリ〜ルーベとも呼ばれた。

「ボーネンがあなたに似てますかね?」という質問に
「どこが?上りもTTもダメだろう。カンチェッラーラはTTがいいけど上れない。俺に似ているのはメルクスだけだよ」
さらに
「最近の選手たちは、50レースはトレーニングとして使っている。俺のときにはあり得ない話で、出るからには勝ちに行った」
「ベルギー人は、去年のカンチェッラーラの自転車にモーターが入っていたと今でも信じている。スペシャライズドがそんなことするわけないだろう」
「フランスを好きになったことはこれまで一度もないけど、このパリ〜ルーベだけは好きだった」
「無線機?いらない。あれは監督たちが、水を渡すことだけが仕事になったときに、クルマを運転していて居眠りをしないように抵抗しているんだ」

さすが大チャンピオン。言いたい放題だけど、全部が当たっている。フランス嫌い、ベルギー人の疑い深さも、まさにそのまま!

この続きは明日。
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